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全国私学大会
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2016.03.25
全国私学大会/さくらバレー
町田市立総合体育館にて。

3/23,24に予選リーグ戦を経てベスト8が決定し、3/25の決勝トーナメントで準々決勝・準決勝・決勝が行われました。

予選リーグ戦はやや波乱気味でしたね。
八王子実践・文京学院・都市大塩尻・京都橘といった強豪が、ベスト16入りを逃し予選で姿を消すことに。

今の時期は入学直前の新1年生もメンバー入りしていますし、なかなか難しいところもあるのでしょうね。新チームを見るのはまたの機会に。

ベスト16の顔ぶれは以下のように。
20160325_3
Image by Official HP

最終日の決勝トーナメントは自分も会場観戦できましたので、以下レポートを。

*****
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<準決勝>
下北沢成徳-共栄学園
金蘭会-福井工大福井

【下北沢成徳-共栄学園】 準決勝
(共栄スターティングラインアップ)
1荒谷  12坂本  2森
11大前  3工藤 4辻村  L久津間

20160325_5

共栄学園はJAPANの荒谷栞選手が主将。
試合前練習で衝撃を受けたのは、荒谷がトス練習を行っていたこと。会場がどよめきましたね。才能って恐ろしい・・

荒谷は前衛ではMB、後衛ではセッターを務めるという変則ツーセッター制で試合を進めていました。もう一人のセッターは、対角に入った辻村三女。

下北沢成徳2(25-19,25-12)0共栄学園

しかし共栄はよくまぁこんな複雑なバレーができるものだな^^;と。個々の選手の能力の高さもあるのでしょうけど。共栄にコアなファンが多いのも分かる気がする。


【金蘭会-福井工大福井】 準決勝

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福井工大福井は2015世界ユースにも出場していた上坂瑠子選手(新2年)がエース。高いところでしっかりボールを叩くバレーをしていました。

金蘭会2(25-18,25-16)0福井工大福井

危なげなく金蘭会が勝利。


*****
さて決勝。

【金蘭会-下北沢成徳】 決勝
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<成徳スターティングラインアップ>
OP黒後  MB椎名  WS堀江
WS渡邉  MB山口 S山崎  L岩澤

下北沢成徳は先日の春高優勝メンバーのうち4名がスタメンに残り、新1年生は1人も登録すらせず。黒後山口堀江と年代別JAPANが3名も揃う。ガチメンで固めて優勝しに来たのでしょう。平均身長的にもおそらく今大会で断トツ。成徳メンバーが入ると途端にコートが小さく見えるような存在感がありました。

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<金蘭会スターティングラインアップ>
MB島田  WS林  S中川
OP中澤 WS中塚 MB曽我  L水杉

一方の金蘭会は、スタメンのうちWS林・中塚と主将の島田の3人以外は4人全員高校入学前の選手という驚きの布陣。スタメン7人のうち4人中学生ですよ。宮部を全日本のために欠いているのは分かるものの、この度胆を抜くような選手起用にはどういう意図があるのだろうと思わずにはいられませんでした。育成目的なのかと。

準々決勝・準決勝とこの試合までに金蘭の試合を観てきたので、よく整ったバレーをしているのは分かっていましたが、それでも決勝はさすがに勝負にならないだろうなと自分は正直思いました。火力に差がある。

ところが・・


(第1セット)
12点で追いつかれるまでは、金蘭がリードを握る展開。この試合もしかすると・・と思わせるが、中盤から成徳が抜け出してこのセットを取る。


(第2セット)
成徳のスパイカーの攻撃はパワフルだが、金蘭の神懸かり的な守備を前にドシャットやラインを割るミスも多く出始める。終始このセットで大量リードした金蘭が24-14でセットポイントを取るが、ここから成徳が6連続ポイント。金蘭会は林と島田が後衛に下がるとローテが回らなくなるのが難題か。なんとか成徳の連続ブレイクを5で切ってこのセットを取る。

金蘭サーブから始まったこのセットでは、林フロントライトでローテ開始。なぜ得点源の林をフロントライトから?と一瞬思いましたが、レセプションから始まる第1第3セットで1つ戻したローテから開始することでMB島田とWS林が共に前衛の機会を多く確保する狙いだったのかもしれませんね。二人が共に前衛のローテでは完全に相手を圧倒していましたから。

一方成徳は全試合全セット黒後フロントレフトでローテ開始。マッチアップを考えてセットごとにローテを回す金蘭とは異なり。


(第3セット)
金蘭はローテごとの強弱がはっきりしているため、この勝負の行方は運によるところが大きそうだなと。

金蘭13-10成徳でコートチェンジした後の試合展開と言ったらもう、神試合の一言でしたね。観戦に来た甲斐がありました。両チームの凄まじい集中力を見ました。

しかも大詰となった金蘭23-22成徳の場面で、エースの林が後衛に下がる。金蘭24-23成徳の場面で主将の島田まで後衛に下がる。前のセットのことが頭にあったので、これは金蘭ピンチかジュースにもつれるか?と思われましたが、対角の中塚と中3二名の頑張りで逃げ切ってこのセットを取る。

金蘭会2(20-25,25-20,25-23)1下北沢成徳

金蘭勝った!!
会場のボルテージがすごかったですね。なんという試合(>_<)

パワーでねじ伏せようとする成徳を、組織力でいなして勝利したヤング金蘭会。
「柔よく剛を制す」とはこういうことを言うのかと。

それにしても金蘭の守備ってなんなんでしょうね。
真下に叩き落とされたはずのダイレクトがなぜか上がる繋がる・・など、目を疑うようなシーンを沢山見ました。他のチームならまず考えられないような。一体どういう練習をしてるんだろうと^^;

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金蘭会3連覇おめでとう。


*****
今大会最も印象に残った選手は、金蘭会の新2年生・林琴奈選手。
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攻守に優れたプレーヤーであり、高い技術を持っているのは知っていましたが、春高からまた一皮剥けたなと。スパイクにパワーを大幅に増していて驚きました。決勝でも成徳のパワーヒッターたちに強打でまったく引けを取らなかったばかりか、コースの広さと緩急を付けたスパイク、ブロックアウトも含めて相手を圧倒していました。一人別格の輝きを放っていた気がします。

間違いなくこの学年で一二を争う器でしょう。
今後の高校バレーの主役候補として期待しています。

*****
【大会成績】
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優勝 金蘭会高校 (三連覇)
準優勝 下北沢成徳
3位 共栄学園・福井工大福井

【優秀選手】10名
島田美紅選手 (金蘭会)
中塚理沙選手 (金蘭会)
黒後愛選手 (下北沢成徳)
堀江美志選手 (下北沢成徳)
山口珠李選手 (下北沢成徳)
荒谷栞選手 (共栄学園)
森若葉選手 (共栄学園)
高橋凛選手 (細田学園)
吉田伽那選手 (福井工大福井)
オクム大庭ハウィ冬美選手 (博多女子)

各チームの3年生から選んだ形でしょうか。

*****
さて全国私学では金蘭会がエース不在&中学生4名スタメンで優勝するという快挙を達成し、底力を見せつけました。その新入生4名(曽我啓菜選手・中澤恵選手・水杉玲奈選手・中川つかさ選手)は2016全日本中学選抜(U15JAPAN)にも選ばれた選手。金蘭は今後も当面強いでしょうね。

強豪私学・公立が勢ぞろいするのは夏以降の総体国体春高。
2016、全国に覇を唱えるチームはいずれに。


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2016.03.25(Fri) 高校女子TOP
ジュニアオールスター
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2016.02.20-21
ジュニアオールスタードリームマッチ
府民共済スーパーアリーナにて。

全国から集まった精鋭高校生48名+中学生4名の計52名による4チーム総当たり戦の大会。

2/15-19はNTCで全日本ジュニアの候補選手約30名による強化合宿。ジュニアオールスター参加選手は大会前日となる金曜夕方に大阪で集合し、土曜午前の2時間半の練習を経て試合に臨むことに。

また、高校選抜の一次選考を兼ねており、この大会で48名が24名に絞られ、二次選考でさらに絞られた12名がJAPAN(高校選抜)として夏にタイ遠征へ。

今年は自分も初めて観に行くことができましたので、以下レポートを♪

*****
2/20AM10時会場着。
もうすでに選手の皆さんは試合形式の練習を進めていました。練習着はとりどりでしたね。

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12時前に練習を切り上げ、客席でお弁当タイム。
食後開会式までの間は選手がコート上で鬼ごっこだかカバディだかに夢中になっていて思わず和みました^^ 公式戦では見られない一面が。

さて開会式。
ユニを着るとやはり凛々しいですね。

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30分ほどの練習を経て、13:30から試合開始。
2/20(土)は午後2試合、2/21(日)は午前1試合。

各チームについて、印象に残ったことをそれぞれまとめます。

【STAR】
(初戦スタメン)
OP荒谷 MB渡邊 WS金田
WS 原  MB積山 S 関    L鏡原

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荒谷栞選手(共栄学園)

・荒谷栞選手(共栄)の器用さに改めて舌を巻く。どのチームもバタバタしている中、一人軽やかに派手な技を連発していました。ダブルクイック、ブロード、バックライトetc
・リベロ鏡原叶悠選手(東龍)の守備範囲の広さと安定感はやはり秀逸。ローテによっては鏡原荒谷で2枚レセプションをさらっとこなしていました。
・2015世界ユース正セッターの関菜々巳選手(柏井)は、高さを活かしたセットアップが魅力。
・石川真佑選手(裾花中)もWSとして攻守に活躍。さすが全中MVP。高校バレーで姿を見る日が楽しみ。
・宮部藍梨選手(金蘭会)が主将だが、今大会は結局コートには立たず。リザーブゾーンで盛り上げに徹する。


【OCEAN】
(初戦スタメン)
WS大庭 S万代 MB横田
MB山口 OP山城 WS上坂 L長田

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・WSオクム大庭ハウィ冬美選手(博多女子)がチームの得点源。
・濵松明日香選手(誠英)は動ける大型MBとして魅力的。今の高校ではNo.1ミドルではないかと思いますので、今後が楽しみ。
・山城愛心選手(東龍)が主将。攻守の軸となっていました。
・山口珠李選手(成徳)もMBながらパワフルにセンターライトから決定。
・二宮香奈選手(増穂商/WS175cm)のスパイクセンスが印象的でした。こんな秀逸な選手がいたのかと。


【MAX】
(初戦スタメン)
WS中川 S菊池 MB島田
MB山本 OP吉戸 WS堀江 L野嶋

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中川美柚選手(東九州龍谷)

・中川美柚選手(東龍)が攻守の要として活躍。所属高校では今のところ限定的に前衛でしか起用されていませんが、この大会では久しぶりに前衛後衛ともにキラキラしているところが見られてうれしかったですね。将来の全日本にとって貴重な存在ですから、どうか守備のできる大型選手として成長してほしいなと。
・本来サイドエースの野嶋華鈴選手(八王子実践)が、今大会ではリベロ登録。貴重なシーンだからしっかり見ておかねばと思っていましたが、頑張っていましたね。試合の合間の休憩時間にも、オーバーハンドセットの練習をしており、試合でも果敢にジャンプセットを上げていました。ナイス心意気。それにしてもムードメーカーですね^^
・堀江美志選手(成徳)はクロスに抜ければ決まる、いかにも成徳らしいパワフルなスパイクを打っていました。(それにしても成徳の3人は元気でしたね)


【WING】
(初戦スタメン)
OP黒後 MB望月 WS東谷
WS山下 MB佐々木 S鎌田 L田代

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・黒後愛選手(成徳)は先日の春高で覚醒した感がありますね。ハイセットをしっかりと打ち抜ける能力の高さ。後衛でも守備をこなしつつバックアタックも決めており、すべてにおいて凄みを増していました。MVP選出も納得の出来。
・吉岡美晴選手(東龍)はMBとしてプレー。(登録ではWSでしたが) 吉岡黒後2枚でのライトブロックは迫力あり。
・林琴奈選手(金蘭会)、東谷玲衣奈選手(八実)も活躍しており、チームとして一番強いのはここかなと初戦の段階から感じさせる。


***
勝つことが優先の大会ではないため、どのチームのどの選手もリザーブに留まらずたくさん出番をもらっていました。宮部だけは出番がなかったので、少々心配にはなりましたが。

バレーの内容自体については、どのチームも歯車は噛み合わないままでしたね。いくら個人能力の高い選手ばかり集まったとは言え、ぶっつけでチームを組む訳ですからなかなか難しいのかなと。トスが合わないシーンが多くてみんな苦労していました。守備での接触シーンが頻発していたのには見ていて冷や冷やしましたが、怪我がなくて何よりでした^^


***** 
【最終順位】
1位 WING
2位 STAR
3位 OCEAN
4位 MAX

【個人賞】
黒後愛選手 (WING/下北沢成徳高校)
荒谷栞選手 (STAR/共栄学園)
オクム大庭ハウィ冬美選手 (OCEAN/博多女子)
野嶋華鈴選手 (MAX/八王子実践)

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最優秀選手賞は黒後愛選手(成徳)


*****
ジュニア合宿からの1週間。きっと思い出深いものになったのではないでしょうか^^ 学校の垣根を越え、みんなで本当に楽しそうにバレーをする姿は普段の公式戦ではなかなか見られないものでした。

これから始まる2016高校バレー。
どのチームの選手にも、故障することなく持てる力を存分に発揮してほしいものですね。後で振り返った時に「幸せだった、最高だった」と思い返せる高校生活を送ってほしいと願ってやみません。


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2016.02.21(Sun) 高校女子TOP
2016春高展望
2016春高が近づいてきました。開幕は1/5。

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この一年高校バレーを会場観戦してきた身として、トーナメント表を見ながら思うところをまとめてみたいと思います。

*****
それではトーナメント左上から。

【金蘭会】
昨年度に華々しく三冠を達成した金蘭会。今年度も3月の全国私学で優勝、5月の黒鷲旗ではエース宮部を全日本合宿で欠く中で格上の日体大を破るなど、幸先良いスタートを切ったかに思われた。しかし、宮部は腰痛のため総体以降の高校公式戦に出場できておらず、チームも近畿総体ベスト16・和歌山国体3位と力を発揮し切れていない状況にある。

2015皇后杯では12/19の2回戦岡山シーガルズ戦に宮部の途中出場があり、春高本戦でも状況次第で途中出場があるかもしれない。

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金蘭会の注目選手に挙げたいのが、1年生レフトの林琴奈選手。
昨年度全中のMVPを受賞した選手であり、2015世界ユースにも出場。今後の金蘭会の中核を担うべき選手でしょう。


【東九州龍谷】
エースの加藤が8月の国体九州予選で負傷離脱し、以降加藤抜きでのチーム作りを迫られた今年の東龍。ただし、吉岡・山城に加え全日本ユースのエース中川も入学したこのチームは、タレントの揃い方という点では依然随一。春高大分予選と皇后杯を見るに、MBポジションに吉岡牧野と強打が魅力のサイド出身者を配し、セッター以外の5名全員が高い攻撃力を発揮することを目指したプレースタイルに。また前回春高と同様に守備の得意な選手の逐次投入により、高さと守備力の両立を図る模様。皇后杯ではVチャレンジチームをストレートで下すなど、完成度は高い。

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(写真手前) 吉岡美晴選手 / (写真奥) 中川美柚選手

順当に行けば、2回戦で第1シードの金蘭会と対戦することに。この抽選結果に驚いた方は多いでしょうが、そこは“侍バレー”を標榜するチーム。「どこが相手であろうと倒すのみです」ときっぱり言い切りそうな凛々しさがこのチームの魅力のはず。本戦での敢闘に期待。


【京都橘】
近畿総体ベスト4・和歌山国体準優勝と今季好調の京都橘。

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近畿総体表彰式にて

三輪監督が校長就任された関係で、監督不在の時間が増えたという同校だが、選手が自分たちで練習等切り盛りしてこれだけの結果を出しているのは見事としか。MBの藤原がキープレーヤーか。


【大和南】
主将市川が練習中に足を滑らせ太腿を痛めて離脱しており、春高神奈川予選には1~2年の選手のみをスタメンとして臨んだ。市川選手は本戦には間に合う見通しとのことで、チームも本来の力を発揮できるか。“観るものに感動を与えるバレーを”をモットーにしているのが大和南。敢闘で魅せてほしい。

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春高神奈川予選決勝にて

1回戦では京都橘との対戦が決定。
共に東レ合宿を行う間柄のこの2校が1回戦で当たるとは驚く。仲良しチームは惹かれあうのですね。


*****
それでは左下へ。

【八王子実践】
新人戦・関東予選・総体予選・春高予選と今季の東京都大会の全てで優勝している八王子実践。今年の春高でも優勝候補と言って差し支えないでしょう。古豪復活を全国に証明してほしい。

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注目選手に挙げたいのは、セッターの平川里菜選手。
野嶋・積山・東谷・・と大型スパイカーの揃う今年の八王子実践にあってはなかなか注目されることはありませんが、スパイカーに丁寧なトスを上げて存分な攻撃力を引き出すことのできるセッター平川は、今季好調の八実のキープレーヤーなのではと。


【柏井】
大エース中元が8月の国体関東ブロック予選で右膝前十字靭帯を部分断裂。全治5ヶ月と診断され、選手も監督も一時は半分諦めた(監督後日談)とのことだが、そこからチームを作り直して春高千葉予選では快勝。シードにも選ばれた今大会、中元の復帰も視野に入れながら戦うことに。抜群のチームワークを武器に、どこまで勝ち上がれるか。

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注目は工藤嶺選手(177cm/WS)
高2の総体までミドルだったが、チーム方針でレフトへ転向。僅かな期間でほぼ初めてのポジションをモノにしたのは、高い身体能力とバレーセンスによるところが大きいのでしょう。リーダーシップ・気迫も含めとても秀逸なサイドエース。


*****
トーナメント右上へ。

【文京学院】
ゲームインテリジェンスとボールコントローラビリティの高さが際立つこのチーム。
近畿総体準優勝という結果を残しており、春高本戦でも紛れもない優勝候補でしょう。組合抽選でも、良い位置につけたのではないかと。平均身長的には高い方ではないが、高さが身長だけでは決まらないというのは、他ならぬ同校卒業生の柳田がVリーグで実証していること。文京らしい、豪快かつ精密なバレーを見せてほしい。

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(写真左) 長内美和子選手 / (写真右) 富澤結花選手

文京のWエース・長内富澤。中学からずっと一緒にプレーしてきたこの二人も、これで高校最後。存分に暴れてほしい。


【川崎橘】
2大会振りの本戦出場となる川崎橘。今年は神奈川県大会で全勝しており、和歌山国体でも5位入賞。全国でも上位進出したいところでしょう。

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(写真左) 守屋陽選手 / (写真右) 井上礼音選手

川崎橘はレフト二人が印象的ですね。
井上選手は“頼れる主将”という言葉のよく似合う選手。守屋選手は、強烈なスパイクサーブを武器としていて、上背はなくとも豪快なプレースタイルが魅力。

*****
トーナメント右下へ。

【九州文化学園】
近畿総体・和歌山国体と今季二冠を遂げ、三冠を懸けて春高に臨むことになる九文。主将中島を中心に、1年生の頃からスタメンをはってきた主力もこれが最後の大会に。パワーで対戦相手をねじ伏せるだけの攻撃力とソツのない守備力を兼ねたチームであり、伊達に二冠してきた訳ではない。

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主将・中島未来選手 (近畿総体表彰式)

九文の三冠なるか。
もし三冠達成となれば2004春高以来12年振りとなりますが、果たして。


【誠英】
激戦区に入りましたね。3回戦で九文と対戦するのがいちばんありそうな展開でしょうか。
近畿総体ベスト4・和歌山国体4位入賞と今季好調の誠英ですが、これが一つ試練になりそう。

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近畿総体表彰式にて


***** 
これ以上の勝敗予想は避けます。
1試合・1セット・1点ごとに成長し得るのが高校バレーの選手とチームですからね。
結果以上に、見る者の胸に響く勝負を希望。

*****
■ホールディング気味の某チームのセッターについて。
ある強豪チームでホールディングすれすれのトスを上げるセッターが2代続いたことについて、観戦者の間でも物議を醸すところでしょうが、個人的には審判が認めるならアリなのでは?と思います。筆者は裁くような立場にはありません。技術としてグレーゾーンぎりぎりを追究するのも度胸のうちだろうと思いますしね(^-^)

高校生の真剣勝負に、外野がつまらないことを言うのは控えたいものだなと。

ただ一点懸念するのは、春高本戦での扱い。
審判も匙加減は人それぞれ。今まで容認されていたものが春高本戦でも容認されるとは限らない。昨年度も、春高だけは笛を立て続けに吹かれてイエローカードを出されていましたし。最後の最後で勝負の本質と離れたところで選手が悲しい思いをすることのないよう祈ります。そういうことがもし起きたら、観ている身としてつら過ぎますからね。

*****
とにかく選手の故障の多かった2015高校女子バレー。
本戦でも怪我を押してコートに立つ選手、自重する選手ととりどりでしょうが、一観戦者としてそれぞれの選手の思いすべてを尊重して見届けたいと思います。

厳しい勝負に臨む選手たちの、美しい集大成を。

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2016.01.01(Fri) 高校女子TOP
春高大分予選
2015/11/1
大分県立総合体育館。

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大分県大会については、今回初めて会場まで観戦にうかがいました。いつか現地で観たいという数年来の念願が叶った形です。

【東九州龍谷-国東】 準決勝①
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<東龍スタメン>
OP山城 MB牧野 OH田浦
OH中川 MB吉岡  S 岩崎  L鏡原・溝口

牧野吉岡のMB起用。
MBの吉岡を見るのは、おそらく2014年5月の黒鷲旗以来となりますので、思い切った起用だなと。

レフト対角には田浦・中川。
中川はレセプションには入らず、田浦・山城・リベロの3枚レセプションを敷いていました。

第2セット後半からは、
OH中川⇒坂本, OP山城⇒西村の交代があり、坂本・西村・リベロの3枚でレセプション。田浦が後衛に回ると、長友と交代するシーンも。鉄壁の守備と。

多分決勝で大分商業と対戦することを見越した伏線がこの中にあるのだろうなと考えながらこの試合を観ていました。

東龍2(25-11, 25-7)0国東
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国東3位入賞。お疲れ様でした。


【大分商業-臼杵】 準決勝②
隣のコートの大商臼杵戦では大商が勝利し、決勝進出を決める。
大商2(25-16, 25-19)0臼杵
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この試合は最後観ていて泣きそうに。試合後の挨拶が、なんとも美しかったのです。共に大分の強豪、きっとライバルである以上に、全国を夢見て戦ってきた仲間同士だったのだろうなと。互いのこれまでの健闘を讃え合うかのようでした。

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臼杵お疲れ様。最後までよく戦いましたね。

そう、きっと勝つだけが全てではない。


******
【東九州龍谷-大分商業】 決勝

男子の準決勝を挟んで、女子の決勝へ。
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大商のスタメンは、臼杵戦と変わらず。
開始ローテは、フロントに日高・熊瀬・飯沼という並び。サウスポーエースの日高主将がチームの得点源であることから、日高フロントレフトで開始することにこだわりたいのかなと。

大商のサーブで試合開始。

やはり中川のレフトスタメン起用は、大商日高選手への対策でしたね。
サーブ権のあるセットではローテを1つ回して臨むなど、ブロックマッチアップを徹底していました。チーム最長身182cmの中川を相手のサウスポーエースに当てることで、第1セットは東龍が大商を封じ込んでいました。

逆に中川の前衛時には、セッター岩崎はバックセットを多用して、山城にライトから得点させていました。よく考えてるなぁと。

第2第3セットからは、大商が食らいつく展開。
特に第2セットはジュースまでもつれこみ、会場が大いに沸きましたね。

ただ、どうして大商はローテを3つ回して反撃しようとしないのだろうとは思ってしまいましたが。この辺りはお互い手の内を知り尽くした間柄、私に分からない駆け引きもきっとたくさんあったのでしょうけど。

東龍3(25-11, 27-25, 25-20)0大商

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大商3年生、お疲れ様でした。格好良かった。
いつか試合を観にうかがいますねという約束をなかなか果たせずにいましたが、最後の試合、なんとか間に合って良かった。

今までありがとう。

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東龍、春高ではきっと頂点を。
東京でお待ち申し上げます。

*****
以下余談。
大分に前日に着いてから3回ほどタクシーに乗りましたが、「高校バレーを観に来た」と話しただけで、

『東九州龍谷ですか?』と運転手の皆さん。

地元ではやっぱり有名なんですか?と問うと、
『大分で知らない人はいませんよ(*^^*)
何度も日本一になってるんですよ。
監督を慕って全国から優秀な選手が来てくれるんですよ』

と、皆さん本当にうれしそうに話してくれました。

自分が今まで他の地域でタクシーを拾うと、大体こんな会話がなされていたのですよね。
取材ですか?-No / では卒業生?-No / じゃあ何のために!?
・・何のためにって、部外者が試合観ちゃいけないのですか(^_^;)?という。タクシー運転手も普通は高校バレーには関心がないのだろうなと。

大分は違ったんですね( ´ ▽ ` )

*****
人生初大分、幸せな時間でした。

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2015.11.01(Sun) 高校女子TOP
大阪総体/表彰式
2015/08/01
【2015近畿総体/女子最終結果】
優勝:九州文化学園(8年振り5度目)
準優勝:文京学院大学女子
3位:京都橘
4位:誠英

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【表彰式】

<ベスト6>
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駒田愛実選手 (九州文化学園)
中島未来選手(九州文化学園)
長内美和子選手 (文京学院大学女子)
富澤結花選手(文京学院大学女子)
藤原舞香選手 (京都橘)
佐藤愛美選手 (誠英)


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優勝旗、優勝杯は九文に。

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準優勝、文京学院・北川茉奈主将。

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中島未来選手 (九州文化学園)


以下、優秀選手賞受賞者。

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長内美和子選手 (文京学院)

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富澤結花選手 (文京学院)

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髙津友香選手 (文京学院)

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白澤明香里選手 (金蘭会)

*****
選手退場。
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BGMは世界で一つだけの花。

No.1にならなくてもいい。
もともと特別なオンリーワン。


出場選手の皆さん、お疲れ様でした(^-^)
最終日だけでも、大阪まで来れて良かった。


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2015.08.09(Sun) 高校女子TOP
大阪総体4
2015/8/1
近畿総体最終日。準決勝~決勝。

舞洲アリーナ。
20150801_1

<準決勝>
Aコート: 九州文化学園 – 京都橘
Dコート: 文京学院 – 誠英
 
<決勝>
特設コート


【準決勝】
自分は主にDコートで文京誠英戦を観ていました。
20150802_2

<文京スタメン>
4長内 7花澤 1北川
2レラ  6牧野 3富澤   L高津

<誠英スタメン>
2佐藤  5原  1上本
6吉田 4濵松 3鎌田   L立石

20150801_3

第1セットは文京、第2セットは誠英が取って、勝負はフルセットへ。

最終第3セットでは文京が序盤から2~3点のリードを守り続け、24-21でマッチポイントを握った訳ですが、その後がすごかったですね^^;

24-22 誠英が文京富澤のレフトクロスをシャット。文京タイムアウト。
24-23 富澤が誠英ブロックのプレッシャーに押されてスパイクミス。
24-24 ジュース!

さすが高校バレー。
3点差がセーフティーリードにならないとは^^;

文京が25-24と1歩リードした場面で、文京の北川主将がサービスエースを決めてゲームセット、文京の決勝進出決定。いや鮮やかでした。綺麗に誠英レシーバーの前に落すサーブ。


【決勝】
九州文化学園-文京学院
20150801_10

20150801_5

20150801_6

20150801_7


文京が全国準V以上の成績を挙げたのは、自分の覚えている限り2003春高での準優勝以来。今日優勝を決めるようなことがあれば、初の全国優勝ということに。ここは文京の記念すべき瞬間を見届けたいと思い、自分は文京を応援。

第1セットは文京が先行。
第2セットは24-17とリードされたところから文京が6連続得点して追い上げるも、最後はダブルコンタクトで失点。九文がこのセットを取る。
第3セットは中盤以降に逆転した九文が取る。
第4セットは九文が覚醒。ドッカンドッカン打ち放題になっていました。九文にはこれがあるんですよね^^;

20150801_9
九文優勝おめでとう。
これで8年振り5度目の総体優勝とのこと。

両チーム、クールだなぁと思いつつ。総体だからでしょうか。

*****
- 文京学院。
爽やかなチームカラー
スマートなプレースタイル
ボールコントロールの良さは伝統
強豪中を附属に持つことからタレントも揃う

今大会でのノーシードからの健闘について、自分はまったく驚きませんでしたね^^

さらに輝けるチームだと信じています。
期待していますよ(^-^)

*****
表彰式・閉会式については記事を分けます。


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2015.08.01(Sat) 高校女子TOP
大阪総体3
2015/07/31
総体3日目。3~4回戦で16強が4強まで絞り込まれる。

【3回戦】
八王子実践が、金蘭会を下す金星。

金蘭会は優勝候補筆頭との呼び声の高かったチームではありますが、ハ実も総体都予選を1位通過したチーム。決してまぐれなどではないでしょう。

八実の注目は、打てるセッター平川&セットアップの得意なリベロ森田。
総体東京都予選でも、リベロ森田がオーバーハンドで前衛ライト側に上げたハイセットを、サウスポーセッターの平川が左腕でフル強打決定したのを見て痺れたものです。

20150731_3


【準々決勝】
文京がシードの柏井を下して四強入り。
互いに手の内を知り尽くした両チームの攻防で軍配が上がったのは文京。

九文が八実を下して四強入り。
トーナメント左上は金蘭が抜けると予想していた方が多いでしょうが、自分はここはもしかしたら九文が抜けるかもと予想していました。なんとも言えない底力のあるチームですからね。

本日の結果。
20150731_1

準決勝は、九文-京都橘 / 文京-誠英に。

*****
7/31PM7時。仕事帰りの自分は東京出発し、大阪へ急行。
待ってろ高校生(^-^)q


2015.07.31(Fri) 高校女子TOP
大阪総体2
2015/7/30
総体2日目。決勝トーナメント1~2回戦。

本日の結果はこちら。
20150730_1

東九州龍谷が初戦敗退。
今大会第4シードとして2回戦から登場した形ですが、緒戦の京都橘にストレート負け。

昨年度の春高で四強入りしたメンバーがほぼ残り、今季の九州大会で2回優勝して総体に臨んでおり、優勝を充分に狙える位置にいると自分も思っていたのですが。どうしたのでしょうね。勝負って難しい(v_v)

自分はこのチームの日本一奪還を見たいと願い、最終日は大阪に駆け付けるつもりでいたのですが。応援、間に合いませんでしたね。悔しくてなりませんでした。ごめんね加藤(/_;)

ただ、まだ国体春高もありますから、気落ちせずに次へ向かってほしいなと(^-^)
総体直後、加藤横田にはタイでの高校選抜が、中川鏡原にはペルーでの世界ユースも控えていますからね。

沖縄の西原が、福井工大福井を下して3回戦進出。頑張りましたね。福井工大福井は決勝1回戦で川崎橘を、予選グループ戦では金蘭会を破っているチームですから。素直にすごいなと。

さて16強まで絞られ、勝負は明日から佳境へ。

2015.07.30(Thu) 高校女子TOP
大阪総体1
2015/7/29
近畿総体・バレーボール女子開幕。
舞洲アリーナ・岸和田市総合体育館の2会場使用。

予選グループ戦の組合せがこちら。
20150729_1

結果はこちらを。
⇒[予選グループ戦・結果]

今年は珍しく、シード校も全て予選グループ戦から参加することに。
例年は第1~3シード&開催地第1代表シードの計4チームは予選グループ戦を免除されるのですが、何があったのでしょうね。

初日は優勝候補筆頭の金蘭会が初戦の福井工大福井に敗れるという波乱?がありました。
2013東龍・2014東福岡(男子)も、総体予選グループ戦の初戦で負けながら、敗者復活戦から勝ち上がり優勝しています。強豪にも初戦の難しさはあるのでしょう。

18:30の決勝トーナメント抽選の結果がこちら。
20150729_2


優勝有力候補と言えそうなのは、昨年度三冠の金蘭会(大阪)・昨年度春高四強入りの際のレギュラーがほぼ残る東龍(大分)・柏井(千葉)といったところでしょうか。

ただ、再三書いていますように、
『強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強いのが高校バレー』

勝負の行方や如何に。

2015.07.29(Wed) 高校女子TOP
2015春高展望
2014年度高校バレーの最後の大会となる春高が、1/5に開幕予定。
一年通して高校女子カテゴリを見てきた身として、以下思うところをまとめてみようと思います。

組合せ抽選は11/30に行われました。
20150101_1

■各ブロックの強豪
左上⇒金蘭、古川、鹿女子
左下⇒共栄、京都橘、東龍
右上⇒信愛、大和南、春日部、滝井
右下⇒塩尻、成徳、九文


*****
それでは左上から。

【金蘭会】
今季総体国体と既に二冠を遂げ、三冠を懸けて春高に臨むことになる金蘭会。アジアユース選手権のために国体で不在にしていた1年生宮部島田も復帰し、戦力的にも戦い方にも死角はない。もちろん優勝候補筆頭に間違いないでしょう。

堅守の伝統校・フロアディフェンスのチームのイメージが強く、メディアからは粘りのバレーと連呼されるこのチームですが、その実長崎国体では3枚ブロックを多用しサーブ&ブロックを前面に押し出すアグレッシブなバレーに一転し、男子バレーを思わせるプレースタイルに。ただし、総体でも1試合毎にガラッとシステムを変えて臨んでいた変幻自在のこのチームが国体と同じバレーを春高で見せる訳もなく、さらなる進化が期待されるところ。

金蘭会の特筆すべきは、やはりサーブ。スタメンスパイカーのほとんどが強力なスパイクサーブを打つことができ、強化されたブロックと相まって高いブレイク率を誇る。競り合いに滅法強いのは、守備力精神力もさることながら、このブレイク能力に拠るところが大きいはず。スパイクサーブと相性の良いボール・モルテンの3年振りに採用される今季高校女子にあって、その特性を最も追い風としているチームと言えるかもしれない。


【古川学園】
全国私学・総体・国体と今季の高校女子の全国大会で四強入りし続けてきた古川学園。長崎国体準々決勝では、九州二冠の鹿児島女子を圧倒。“強い古川”の復活を確信するに充分な出来でした。スタメンの多くが去年からコートに立つメンバーであることから安定感を感じさせ、また主将小澤の成長ぶりには特に目を見張るものが。宮城予選を見るに、ポジションをめまぐるしく変えるバレーに改造して春高本戦に臨む模様。


【鹿児島女子】
スタメンの多くが去年から残り高さを揃える今季の鹿女子。バレー王国九州で二冠しており、総体でも素晴らしい打ち合いを演じ四強入り。伝統の堅守に高さと攻撃力を備え、完成度の高さには目を見張るものがあるのがこのチーム。主将野元(OH170cm)は技巧派レフトとしては大会No.1ではないかと。ただし、国体では準々決勝で古川に完敗。今大会も3回戦での対戦可能性は濃厚ですが、差を詰めることはできたでしょうか。国体後の強化が実を結ぶか注目ですね。


*****
左下へ。

【東九州龍谷】
タレントを揃えながら、なかなか全国で勝てずにいる今季東龍。ただ、秋の国体では優勝チーム金蘭に対し準々決勝で何度もマッチポイントを握っているなど、実力差は感じさせない。最後の調整次第で春高Vは充分あり得るはず。

本大会前の最後の公式戦となる、春高大分予選でのスタメンがこちら。
<春高大分予選・東龍スタメン>11/2
堂上 山城 野田
及川 小石 田浦 L宇都宮

加藤のレフト、牧野のミドルでの交代INあり。加藤は国体で負傷したとのことで、この予選会では途中出場にとどまる。元々レフトの牧野のミドルでの起用は、去年から見られる戦術の一環でしょう。

月刊専門誌の選手名鑑では予想スタメンが“未定”となっていて驚きました。あれについては、記者が過去の大会記録から適当に予想して書くものなのかと思っていたのですが、チーム側に聞くものだったのでしょうか。上位進出を目指す多くのチームが、国体からプレースタイルを改造して春高地区予選に臨んでいましたが、東龍は本戦までにもう一捻りありそうな気がしています。


【京都橘】
長崎国体準優勝の京都橘。信愛・成徳をストレートで下して進出した久しぶりの全国大会決勝では、金蘭会相手にフルセットと奮戦。注目はセッター山本と主将の兵頭。完成度をさらに高めたバレーで春高本戦ではどこまで勝ち上がれるか。


【共栄学園】
春高東京都予選を1位通過した共栄。『セッターとリベロ以外はポジションを決めない』というポジションレスバレー。全日本Aが採用して一般にも注目され始めた変則戦術ですが、高校において変則の代名詞・元祖とも言えるのがこのチーム。

注目はユースのMB荒谷。アジアユースでは、MBとして前衛ではセンターブロックに跳び、クイックやブロードを打っているにも関わらず、後衛でもリベロと交代せず全ローテで3枚レセプションの一端を担うというオールラウンダーな仕事振りで全日本ユースのアジア5連覇に貢献。春高でもプレーに注目したいところ。


*****
右上
【熊本信愛】
古賀選手がついに迎える最後の春高。メディアの過剰な注目が苦しかったこともあるのではないかと思いますが、ここまでよく頑張ってきたなと。

今年になって監督が代わったためか、プレースタイルが変化しましたね。前監督の頃は結構な変則バレーをしていましたが、今年は割とオーソドックスな気が。そして国体では明らかに古賀がセカンドタッチに入ることが多く、全日本Aの影響を感じさせる。おそらくその筋から指導が入っているのでしょう。

個人的には信愛のバレーでは、2014総体のプレーが過去3年の中でいちばん好きでした。準決勝では相手チームが信愛の両サイドに対して2枚ブロックでクロスを締め、ライン際にディガーを配して応じたのに対して、サイド3名がそのさらに上から外からパワフルに打ち抜いて決めてねじ伏せたのを見て驚嘆したものです。春高ではどんなバレーを選択するのでしょうか。


【大和南】
神奈川9大会連続優勝中の大和南。全国で勝つための突破口として、新人戦の頃と同じツーセッターに戻すことを選択したとのこと。

<長崎国体のスタメン>
白井 井口 宮本
宮田 渋川 市川 L渡部

<神奈川予選のスタメン>
白井 中丸 宮本
宮田 市川 渋川 L渡部

国体でも白井は後衛にいるときはトスを上げに行っていましたが、井口選手がセッター専門であることから、ローテによっては攻撃枚数が前衛2枚になっていました。白井の対角にスパイカー兼セッターとして渋川選手を配置することで、全ローテで前衛3枚の攻撃を確保できることに。3年生主体のチームとなって臨むであろう最後の春高。きっと意地を見せてくれることでしょう。


【大阪国際滝井】
東京総体では、異例の登録ミスによりベスト16で涙を飲んだ滝井も、三年前の全中優勝メンバーで構成されたチーム。林・高野は年代別の日の丸をつけた選手。上位進出するポテンシャルを充分に持ったチームと言えましょう。


【春日部共栄】
関東大会優勝校。全日本ジュニアにも選出されている間橋小野寺が二枚看板。
総体準々決勝では負けはしたものの素晴らしい打ち合いを演じており、春高でもその爆発力に期待が掛かるところ。


*****
右下へ。
【都市大塩尻】
前回大会で台風の目となり、創部5年目にしてセンターコート進出を果たした塩尻。

今年は12月の皇后杯ファイナルラウンドに出場を果たしており、1回戦での大野石油との試合を自分も観ましたが、最後の突破口を高速化に求めた感がありますね。サイド3名がフルに飛んで打ち切るスタイルが特長だったこのチームですが、皇后杯ではブロックを振ることを考えて打点をセーブしている感が。皆少し窮屈そうに打っていましたね。特にライトへは、はっきりと突くような高速平行トスを上げていました。

ゴツい打ち合いに持ち込んでも充分戦えるのでは?とも思いますが、勝負に出たということなのかと。


【九州文化学園】
前回大会の優勝チーム。
今年は、総体国体ともに初戦敗退と全国では勝てていません。ただ、国体では地元開催のプレッシャーが苦しかったという面もあるでしょうし、最後の春高でその底力を見せてくれることに期待。


*****
■激戦区の存在
例年に比べれば均衡した感のある今年のトーナメント。ただし、長崎国体を見てきた身としては、『左上は鬼やな^^;』というのが正直な印象ですね。四強入りの難易度が飛び抜けて高いのは、間違いなく左上のブロックでしょう。激戦区という意味で。

古川と鹿女子。どちらも優勝できるポテンシャルを備えたチームだと思いますが、1/7(第3日程)の午前・3回戦で古川と鹿女子が対戦し、その勝者が午後の準々決勝で金蘭会と対戦するというのがいちばんありそうな展開でしょう。第3日程でのダブルヘッダーが導入されて以降の大会では、3回戦での優勝候補対決を制したチームが午後の準々決勝で事前評の決して高くなかったチームに敗れるという事態がたびたび起こっていることから、いかに強いチームであっても、強豪相手のダブルヘッダーを勝ち抜くのは大変なことなのだと言えるはず。このブロックを勝ち抜いたチームには惜しみない拍手を送るつもりでいます。


■戦術的なトレンド
各地の春高地区予選を見ていて『脱・エース頼み』を考えて攻撃の分散化・ポジションレス化に取り組むチームが例年より多かった気がしますね。もともと変則が上位カテゴリに比してメジャーなのが高校バレーではあるのですが。

国体で一気に男子バレー化した金蘭にさらなる男子バレー化で対抗するチームが出てきたら面白いなと個人的には思いますね。パワーサーブのあるチーム、バックローの得意な選手のいるチーム、サウスポーなどパスが乱れてもライトから強力なスパイクを打ち込める選手のいるチームなどとは総体国体では対戦がありませんでしたから。今大会で対金蘭の最適解を出すチームがあるとしたら、それはどのチームで、どんな形なのか。純粋に興味があるところです。


*****
勝敗予想はしません。
強い者が勝つのではなく、勝った者が強いのがトーナメント。勝負はやってみなければ分からない。自分は選手の皆さんを黙って応援するのみですね。


【高校生の皆さん】
今までの努力を信じて、最後まで自分たちらしく戦い抜いてください。来る春高が最高の思い出となることを祈っています。怪我だけは気を付けて。


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2015.01.01(Thu) 高校女子TOP
長崎国体4
2014/10/21
長崎国体決勝。
20141021_1

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大阪府と京都府の二府対決を制したのは、大阪でした。

金蘭会優勝おめでとう。
京都橘準優勝おめでとう。

きっと素晴らしい試合だったのでしょう(^-^)

*****
大阪代表・金蘭会高校。
今夏の総体で全国初優勝を遂げ、今国体でも見事優勝。
宮部島田というスタメン2名をユースに派遣しながら達成した二冠。見事という他ありませんね。

金蘭は三冠を懸けて春高に臨むことになる訳ですが、強豪各校は今後当然研究してくることでしょう。来る春高でさらに熱く、さらにハイレベルな勝負が観られることを、一観戦者として楽しみにしていたいと思います。


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2014.10.21(Tue) 高校女子TOP
長崎国体3
2014/10/20
大会3日目。
午前に準々決勝、午後に準決勝と5・7位決定戦という大会の山場。

【国体準々決勝】10/20
大阪(金蘭)-大分(東龍)
宮城(古川)-鹿児島(鹿女子)
岡山(選抜)-東京(成徳)
熊本(信愛)-京都(京都橘)


【大阪-大分】
東龍金蘭戦。
それぞれ宮部吉岡という大事な1年生をユースに派遣している点でも均衡するこの2チームの対戦は、間違いなく大一番。

金蘭がサーブで攻めて大分のレセプションを崩し、前衛加藤に高いトスを上げさせた上で3枚ブロックをつける戦術を考えてくるであろうことは前日の柏井戦からも容易に想像でき、大分がどう対抗するだろうと気になっていました。

20141020_1

東龍があれだけサーブで攻めたてられても前衛レフト一辺倒の攻撃にならなかったのはさすがだなと。OP山城のライトからの攻撃、トスをライト側アンテナぎりぎりまで伸ばしてのMB及川のLブロードが有効に決まっていましたし、2年生MB野田もコート中央での一人時間差をよく決めていました。

レフトポジションに入った加藤の技術には驚きましたね。前衛レフトサイドで3枚ブロックにつかれても、ブロッカーの指先を狙って強打しコート外に弾き飛ばしたり、3枚ブロックの内側をネットと平行にえぐる超インナーを決めたりと、金蘭のいいようにブロックシャットはさせず。どうやら加藤に3枚ブロックは関係ない模様。(それにしてもあんな超インナーは、全日本木村くらいにしか打てないと思っていたのですが・・)

このように攻撃面では相手のサーブ&ブロック戦術に負けずに勝負できていたものの、金蘭の守備は恐ろしかったですね。ボールがまるで落ちない。普段どういう練習してるの^^;と震撼しました。すごすぎ。

すさまじい競り合いになりました。
フルセットジュースのこの試合をものにしたのは、金蘭でした。

大阪2(25-22,19-25,30-28)1大分
金蘭おめでとう。東龍お疲れ様。

勝たせてあげたかったなぁとは思ってしまいましたが、そこは仕方ないですね(v_v)

20141020_2

夏より皆さんたくましくなったのが見れたのはうれしかったですね。
まだ春高もありますから、東京でお待ちしています(^-^)


【京都-熊本】
大阪大分戦と同時に始まったはずのこの試合。
第2セットが10点台に乗ったあたりで、こちらのコートを見やると、すでに試合が終了していて驚愕しました。この2チームにここまで差があったとは。


【宮城-鹿児島】
古川学園vs鹿児島女子。

20141020_3

宮城2(25-12,25-19)0鹿児島
総体3位タイの両チームの対戦。拮抗した勝負になるだろうかと思っていましたが、古川が予想外の大差をつけて勝利。九州二冠の鹿女子をここまで圧倒するとは衝撃でした。強くなったなと(*_*)

特に印象的だったのは古川の主将・小澤史苑選手。キレッキレでしたね。


*****
12:20頃準々決勝の試合はすべて終了し、
13:20から5・7位決定戦というアナウンスが流れる。

自分が会場で観られるのもここまで。後ろ髪を引かれつつ、会場を後に。
きっと羽田に着くころには準決勝も終わっているはず。

決勝へ駒を進めたのは大阪と京都。
決勝は二府対決ということになりますね。

京都は2007年秋田国体で優勝しています。
久しぶりの全国大会決勝での金蘭との勝負の行方や如何に。


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2014.10.20(Mon) 高校女子TOP
長崎国体2
2014/10/19
大会2日目となる今日はシード8校が満を持して登場し、八強まで決まることに。

10/19
C1【大阪-千葉】
C2【大分-長野】
C3【宮城-北海道】
C4【鹿児島-栃木】
 
D1【熊本-福井】
D2【京都-神奈川】
D3【東京-岩手】
D4【長崎-岡山】


【大阪-千葉】
金蘭会vs柏井の一戦。

20141019_2

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総体チャンピオンの金蘭会があれから2ヶ月を経てどう進化したか。全日本ジュニアの2年生エース・中元南選手(柏井)がどれだけ成長したか。個人的に注目していた一戦でした^^

金蘭は試合序盤から3枚ブロックを多用。総体ではまったく見なかった戦術だったので、驚きました。スパイクサーブでガンガン攻め、レセプションを崩して前衛レフトに高いトスを上げさせ、3枚ブロックで仕留める。掛けたワンタッチも抜かりなくつなげてカウンター攻撃に持ち込む。

試合序盤から柏井は前衛レフトにしかトスを上げられず、苦しい展開に。いくらジュニア期待の中元とはいえ、あれだけ3枚ブロックにべったりつかれると厳しいか。一時はブロック祭状態になりました。

金蘭2(25-18,25-17)0柏井
予想していたより、あっさり終わることに。


【熊本-福井】
熊本信愛vs福井工福井

20141019_3

20141019_4

古賀選手が前衛の選手にジャンプセットを上げるシーンがあり、印象的でした。このあたりのセンスは、全日本木村に似ているところは確かにありますね。

福井工福井は第2セット、古賀のスパイクコースにもしっかり入れるようになり、拾いまくってましたね。スパイクも打ち切って勝負し、このセットを取りました。これでシードの熊本をマジにしてしまいましたが、よく喰らい付いたなと正直感動しました。


【大分-長野】
東龍vs都市大塩尻

20141019_5

<東龍のスタメン>
加藤 小石 及川
野田 山城 堂上 L宇都宮

加藤堂上のレフト対角で、2年生MB野田のスタメン抜擢。
8月の国体九州ブロック予選でも試されていたこの布陣で今大会も戦う見通しのようですね。

加藤はレセプション免除で表レフトに配され、2セットともローテは加藤フロントレフトの位置から開始。対角レフトの堂上・セッター対角山城・リベロ宇都宮の3枚レセプション。守備固めに田浦溝口inも時々ありました。センターエースとして定着していた加藤がレフトに回ったのは、1年生レフト吉岡のユース派遣とも関係がありそう。

第2セットは序盤塩尻に走られ、一時11-5まで差を広げられましたが、そこからセット中盤に追いつき、大逆転でこのセットを取り、ストレート勝利。最後は加藤の渾身のレフトクロス。

東龍2(25-23,25-23)0塩尻
東龍緒戦突破おめでとう。塩尻お疲れ様。

20141019_6

大分応援団は、タイムアウト中、栄光の架け橋を歌っており、選手も監督の話を聞いた後は応援団の方を向いて一緒に歌っていました。危うく泣きそうになりましたね。


【京都-神奈川】
京都橘と大和南。
共に東レ合宿を行う間柄のこの2チームの対戦。軍配は京都に。

20141019_7

大和南お疲れ様でした。春高でのさらなる健闘を期待しています。


【鹿児島-栃木】
鹿児島女子vs國學院栃木。

20141019_10

鹿女子2(26-24,25-14)0国栃
鹿女子おめでとう。国栃お疲れ様。

20141019_13

鹿女子主将・野元美樹選手のテクニシャンっぷりが光る試合でした。
技巧派サイドエースとしては、今年の高3生の中でいちばんではないでしょうか。

強烈なレフトインナーを決めてサイドアウトを取った次のラリーでこれまた強烈なライトインナーを叩きこんだり。ブロックを見て打つスパイクにも長けていますしね。思わず見とれる選手。


【長崎-岡山】
九州文化学園vs岡山選抜。

20141019_8

地元の強豪・九文の登場。
それまで6割ほどしか埋まっていなかった会場が、一気に超満員に。地元の大応援団が詰めかけ、通路も全て消えました。九文応援席には、成年長崎のメンバーが参加。期待の高さがうかがえました。

しかし思いにもよらぬ展開に。
第1セットは一時、岡山20-8長崎まで差を広げられ、25-14で長崎がこのセットを落とすと、会場は一瞬水を打ったように静まりました。

第2セットも終始岡山がリードする展開。
何かが起きてしまうのか?と震えながらこの試合を観ていました。

岡山のストレート勝ち。九文初戦敗退。

20141019_9

茫然としてしまいました。かける言葉がないとはこのこと。
選手のトラウマにならないと良いのですが・・

でも、これだけ地元から愛されているチームなんだなと。

***** 
さて、2日目終了。

せっかく長崎佐世保まで来たので、気をとりなおして観光を。
という訳でハウステンボスへ♪
こちらは本題とずれますので、別の記事にまとめます(笑)


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2014.10.19(Sun) 高校女子TOP
長崎国体1
2014/10/18
長崎国がんばらんば国体の観戦に行ってきました。
もちろん佐世保の少年女子一択(^-^)q

10/18の1回戦から10/20午前の準々決勝までの2.5日程について、観戦記を♪

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会場の佐世保市体育文化館。

20141018_2
トーナメント表はこちら。

東京から早朝の飛行機で現地へ。
自分が到着したのは1回戦第2試合の始まるタイミングでした。本当は前泊して開会式と1回戦第1試合も観たかったのですが、仕方ないですね。

1回戦の千葉-福岡戦では千葉(柏井)が勝利していた模様。
福岡は4校選抜。応援できなかったのは残念。

以下、印象的だった2試合について。

【神奈川-山形】
神奈川:大和南
山形:米沢中央主体の選抜。

20141018_3

今年の大和南は白井美沙紀選手と、1年生の井口美紅選手のツーセッター制。
メンバーの入れ替わりに合わせてか、プレースタイルが去年とは少し変わりましたね。去年ほどパワーバレーという雰囲気はなく、コンビ主体で考えているのかなと。

大和南2(25-19,19-25,-25-19)1山形選抜
大和南、初戦突破おめでとう^^


【長野-山口】
長野:都市大塩尻
山口:誠英

この試合は序盤から激しいシーソーゲームとなりました。
第1セットは塩尻が取り、第2セットは誠英が取り返し、勝負はフルセットへ。

20141018_4

最終第3セットでの塩尻、特にエース高相選手のプレーが圧巻でした。どれだけ飛ぶの^^;という。これだけハイセットを打ちこなす能力の高い選手は、今の高校には他にいないでしょうね。
22-20から2点あげて追いつき、24-22とマッチポイントを取られてから強烈なレフトクロスを決定し2点あげてジュースに持ち込み、最後は26-28と大逆転でこの試合をものにしました。

塩尻2(25-20,23-25,28-26)1誠英
いや鳥肌が立ちました。1回戦でこんなにエキサイティングな試合が観られるとは。

*****
これで明日登場するシードの大分東龍は、塩尻と対戦することが決定。
春高で当たり、総体で当たり、国体で当たり。縁ありますね^^

会場には、大分だけでなく、鹿児島や宮城といったシード校が多く視察に来ていました。これらの強豪は明日から登場。


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2014.10.18(Sat) 高校女子TOP
東京総体4
2014/08/11
東京総体準決勝&決勝。

<準決勝>
Bコート:古川学園-金蘭会
Cコート:熊本信愛-鹿児島女子

自分は鹿女子を応援しよう、とCコートへ。


*****
【熊本信愛-鹿児島女子】 準決勝
さぁ巻き起こせよ神之風。
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♪鹿女子が勝たなきゃどこが勝つ
燃え上がれ 今しかない
それ見せてやれ 強気で行け 鹿!女!子!


信愛2(25-21,28-26)0鹿女子
結果は信愛のストレート勝利でしたが、2セット目は激しい競り合いになりました。さすが九州チャンピオン、簡単には勝たせないなと。

信愛はブロックがしっかりしていますね。鹿女子の両サイドに徹底して2枚を揃え、コースにはきっちりレシーバーを入れていました。昨日の春日部共栄戦であれだけの猛攻を見せた鹿女子を気持ちよく打たせなかった上、古賀以外の選手も良く決めていましたね。もはや決して古賀のワンマンチームではない。

そして試合終了後、自チームの応援団よりも先に信愛応援団の下に駆け付け、涙も見せずに深く一礼した鹿女子。見事でした。国体春高でのさらなる健闘に期待します。


*****
【金蘭会-熊本信愛】 決勝
去年の準決勝と同じカードが決勝で実現したことに。去年はフルセットジュース32-30で信愛が勝ちましたが、今年はどうなるでしょう。準決勝をあっさり勝ち抜いた金蘭と2セットとも競ることになった信愛とで、残存体力に差があるかどうかも影響しそうですね。

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試合途中に気付いて衝撃を受けたのが、信愛の応援に鹿女子の応援団が加わっていたこと。

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思わず泣きそうになってしまいました。そこからは自分も信愛を応援することに。九州勢に日本一を。

♪レッツゴー!レッツゴー!レッツゴー!信愛!!

両チームの壮絶な打ち合い、完成度の高い守備。
ただ、金蘭の方が全てにおいて上を行きましたね。この試合では。

金蘭会3(26-24,25-20,25-20)0熊本信愛

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優勝決定直後、リザーブが突撃する金蘭。
初の日本一は、どんな味がしたのだろう。


金蘭優勝おめでとう。
信愛準優勝おめでとう。

大会フィナーレを飾るに足る、素晴らしい試合でしたね(^-^)

*****
【閉会式&表彰式】
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<ベスト6>
服部愛果選手 (金蘭会高校3年)
丸尾遥香選手 (金蘭会高校3年)
古賀紗理那選手 (熊本信愛女学院高校3年)
津口玲奈選手 (熊本信愛女学院高校3年)
中條美月選手 (古川学園高校3年)
野元美樹選手 (鹿児島市立鹿児島女子高校3年)


*****
東京総体が終了。

明日からすぐ合宿、というチームは多いようですね。
総体が終っても、立ち止まっている暇などないということなのでしょう。

どこまでも走り続ける若き勇者たちの前途に幸あれ。


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2014.08.11(Mon) 高校女子TOP
東京総体3
2014/08/10
決勝トーナメント2日目。
今日でベスト16がベスト4まで絞られる。

*****
以下、3回戦。

【東龍-共栄】
朝一のこの試合。
自分も会場の片隅で気合を入れて応援していたわけですが・・正直決勝までは問題なく勝ち上がるだろうと予想していたのですが・・

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東龍0(22-25,16-25)2共栄
うーん。どうしちゃったのかなとf^_^;
ちょっと歯車が噛みあわなかった感じですね・・

まぁこういうこともありますよね。
下級生の多い今年のチームですし、きっとこれも良い経験になるはず。伸びしろは間違いなく日本でいちばんでしょうし、今後の飛躍に期待します(^-^) 今度の国体は九州開催ですし、是非そこでリベンジを☆


【大阪国際滝井-金沢商業】
第1セットを滝井が25-12で取り、第2セットも15-9とリードしたところでなぜか試合中断。30分近く主審と運営スタッフが話し込むという異様な状況に、会場にも不穏な空気が張り詰める。

『滝井の2番と3番の選手のユニフォームが入れ替わっていました』との場内アナウンス。『第1セットは25-0で相手の得セット扱いに、第2セットは0-9として試合を再開する』との処分が続けて告げられる。

登録ミスで、事前に背番号2と3に登録されていた選手が、逆の背番号の入ったユニフォームでプレーしてしまっていたということのようですね。会場騒然となりました。結局このセットを健闘及ばず12-25で落として滝井の総体は終了。

2番と3番の選手が退場となり、それまでの得点が没収されてもなお戦い切った滝井の選手、お疲れ様。格好良かった。

それにしても、試合後に泣いていた選手たちを見て胸をえぐられましたね。せめてもう少し早く審判や周囲が気付いてあげることはできなかったのでしょうか。滝井にとっては今大会3試合目だった訳で。場内アナウンスで詳しい説明がなかったことや、選手の名前と顔まで覚えているはずのない審判が登録ミスに果たして気付くものだろうか?という疑問、そしてこの処分が妥当だったのか・・いろいろな意味で釈然とせず、後味の悪い結果となりました。もう二度とこんな事故が起こりませんように。


*****
4回戦。

【鹿女子-春日部共栄】 鹿女子2(28-26,25-19)0春日部共栄
このカードには痺れましたね。素晴らしい打ち合い。間違いなく今大会ここまでの試合でいちばんの好試合だったなと。

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鹿女子のパワーアップぶりに驚きました。堅守のチームが高さと攻撃力を手に入れるとこうなるのかと。そつがなくて綺麗なバレーをするチームと言うイメージがありましたけど、こんなゴツい打ち合いで魅せてくれるようになるとは。ほぼ同一メンバーで臨んだ1年前の福岡総体から、素晴らしい成長を遂げましたね。


*****
さて、四強が出そろいました。

【準決勝】
古川学園-金蘭会
熊本信愛-鹿児島女子

この夏、日本の頂点に立つのは果たして。


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2014.08.10(Sun) 高校女子TOP
東京総体2
2014/08/09
今日から決勝トーナメント。
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今日までは東体と墨体の2会場使用でしたが、自分は東体に。

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会場の様子

オレンジコートのインターハイ。おそらく総体史上初めてでしょう。ネットで全試合LIVE配信までされるという、さすが東京開催の大会に。

*****
以下、1回戦。

【都市大塩尻-富山第一】 塩尻2(26-24,25-23)0富山一

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塩尻・スターティングラインナップ

昨年度春高での塩尻についてはこちらを⇒[春高準決勝]

去年は高相選手を裏レフトに配し、各セットでバックライトの位置からローテを開始していたのが印象的でした。開始ローテについては、今思えばブロックを考えたのだろうなと。高相選手以外全員170超という大型チームでしたからね。今年は高相選手を前2枚を2ローテ捌く表レフトに配し、またフロントレフトの位置からローテを開始するという、絶対エースの存在するチームに典型的な戦術を選択した模様。

高相選手は抜群のジャンプ力を有し、ハイセットを打ちこなす能力の極めて高い選手。去年とレフトの裏表を入れ替えて臨むことになると、フロントレフトでの攻撃回数が減るだろうかと思いましたが、前衛最後のローテでもライト側からは打たず、ポジションスイッチしてレフト側から打っていましたね。そのため、基本的に4枚レセプションのチームではありますが、このローテのレセプション時だけは高相選手を外して3枚に。

また、後衛から打つパイプが進化しましたね。去年は前衛MBのブロードに絡めることが多かったのですが、この試合では前衛MBがコート中央で跳ぶクイックの動きに綺麗に重ねて時間差でパイプに飛び込んでいました。うっかりMBにコミットで跳んだ相手ブロッカーの上を鮮やかに抜くシーンは何本もあったので、今後塩尻と対戦するチームはブロックに気を付ける必要がありそう。

また、トスが来るかどうかに関わらず、後衛でも毎回欠かさずにバックローの助走に入っていたのがとても印象的でしたね。攻撃参加意識の高さが素晴らしいなと。


【古川学園-敬愛学園】 古川2(27-25,25-23)0敬愛
09年に古川学園の主将を務めた池田智美さんが、今年母校の先生に。コーチとして、高校バレー界に華麗に復帰されるという。

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試合前練習のサポート、試合中の記録など頑張っておられましたね^^


*****
以下、2回戦。

【東九州龍谷-都市大塩尻】 東龍2(25-19,25-23)0塩尻

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主将・及川真夢選手

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#10WS田浦優歌選手 / #1MB加藤光選手

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東龍・スターティングラインナップ

塩尻のサーブで試合開始。
塩尻のスターティングラインナップは、午前の試合と同じでした。

第1セット途中からレフト吉岡⇒田浦に交代し、OPの山城をレセプションから外して田浦・牧野・リベロ宇都宮の3枚レセプションに。また、セッターは小石⇒横田の交代がありました。塩尻は第2セットではローテを4つ回してきました。

東龍はレフト対角よりも、MBとOPで得点していましたね。特に加藤の活躍は素晴らしいなと。まだ2年生ですが、完全にチームのエースになった感があります。また、ローテによってはレフト田浦・リベロ宇都宮の2枚でレセプションに入っていました。高校生離れしていますね。

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緒戦突破おめでとう!


【県立北九州-誠英】 北九州2(25-13,25-23)0誠英
北九州が危なげなく勝利。

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県立北九州。2012富山インターハイにて1年生4名スタメンで四強入りを果たしたタレントチーム。当時のルーキーたちが最上級生となって迎える今年は、どれだけやってくれるでしょうか。


【熊本信愛-都城商業】
信愛エースの古賀については、アジアジュニアでの負傷の影響がないか心配していましたが、スタートから出場しており、プレーを見る限り問題なさそうだったので少し安心。無理をしていないと良いのですが。

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都城商の応援は特徴的で面白いですね^^ 全パートでファルセットという。
全国大会でこのチームを見たのが初めてだったので、新鮮でした。まさか応援が九文よりハイトーンなチームがあったとは(笑)

都城商、信愛相手によく喰らい付きましたね^^ お疲れ様。また全国大会で見たいです。


【鹿女子-九文】 鹿女子2(25-18,25-13)0九文
他会場の試合であったため、生で観ることのできなかったこの試合。結果を聞いて驚きましたね。なんだろうこのスコア^^;という。九州大会出場選手は大方鹿女子の勝利を予想していましたし、自分もそのように予想はしていましたけど、ここまで差をつけるとは。


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2014.08.09(Sat) 高校女子TOP
東京総体1
2014/08/08
今日から女子の総体がスタート。
東京体育館と墨田区総合体育館の2会場使用。

予選グループ戦の組合せがこちら。
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結果はこちらを。
⇒[予選グループ戦・結果]

今大会は、
第1シード⇒東九州龍谷
第2シード⇒九州文化学園
第3シード⇒熊本信愛女学院
第4シード⇒金蘭会

となっており、強豪が綺麗に4山に分散する珍しい大会に。
総体のシードは前年の総体1&2位・春高1&2位で決まるため、当年の勢力図を反映しないことがままあるのです。(去年もシード4校が決勝T初日で全敗しています)

18時の決勝トーナメント抽選の結果がこちら。
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自分が決勝トーナメント抽選で注目していたのは、鹿児島女子と都市大塩尻の動向でした。鹿児島女子(鹿女子)は今季激戦区九州で2冠しており、間違いなく優勝候補と言えるチーム。都市大塩尻は、先の春高でも4強入りしており、今年も中部地方では無敵となっていることから要注目のチーム。

この2チームが空気を読めるでしょうか。
2回戦でシードと当たるなんてことはないですよね?
・・と思っていたらまさかの2校とも2回戦でシード校と当たるという(笑)

鹿女子と九文が2回戦で当たるってなんなんでしょう。九文は6月の九州総体で鹿女子に負けたとは言え、5月の九州総合では準決勝で鹿女子を破り、決勝でも東龍相手に凄まじい競り合いを演じています。2回戦でどちらかが姿を消すのかと思うと惜しいですね・・

東龍も、大会緒戦の相手が塩尻とはハードだなと。
予選と1回戦を経て勝ち上がってくる相手に対し、東龍はぶっつけで臨まねばならない訳で。立ち上がりは大丈夫でしょうか。

明日からの決勝トーナメントは、自分も会場で観戦します。
さぁ魅せてくれ高校生。


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2014.08.08(Fri) 高校女子TOP
古典的名著
セリンジャー氏の著作を入手。
7年探していた本だったので、やっと読めるかと思うとうれしいです^^

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Arie Selinger's Power Volleyball
邦題 『セリンジャーのパワーバレーボール』

邦訳も原書もとうに絶版となっており、現在入手困難を極めるこの本は貴重書と言って良く、出会えた幸運に感謝しないといけませんね。


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2014.06.16(Mon) 書籍TOP
黒鷲旗/東龍
2014/05/03
黒鷲旗in大阪市中央体育館。
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黒鷲旗に2大会振りの出場となる東九州龍谷高校を観に行ってきました。

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試合前練習

【登録メンバー】
1  加藤光     178
2  及川真夢   175
 3 牧野里香   174
 4 小石照美   170
 5 古寺あかり  165
 6 野田麻由子  177
 7 堂上智加   170
 8 鈴木七海   170
 9 宇都宮光   158
10 横田実穂   169
11 篠田夏帆   169
12 岩崎みなみ  168
13 山城愛心   176
14 吉岡美晴   179
15 大嶺美里   178
16 田口絢佳   178
17 鏡原叶悠   161
18 田浦優歌   163


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#2及川真夢選手(175cm MB)が新キャプテン。
及川選手は、1987年に扇城が三冠達成した代の主将・久保園選手のお嬢さんとのことです。親子二代で主将とは、サラブレッドですね。

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今年はエースナンバーの背番号1は2年生の加藤光選手が着けることに。

今大会の登録メンバー18名のうち、6名が新1年生。このうち、吉岡・山城・鏡原の3名は全国中学選抜出身であり、また吉岡はJOC杯でオリンピック有望選手賞を受賞しているなど、今年は特に優秀な1年生に恵まれたようですね。


*****
【PFU-東龍】 3(25-19,25-18,27-25)0
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<両チーム・スターティングラインアップ>
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スタメンで3年生なのはセッター小石・レフト堂上・リベロ宇都宮の3名。
セッター小石⇒横田、ミドル吉岡⇒及川、古寺のレリーフサーバーとしてのワンポイントでの交代投入が時々あり、また第2セットからはレフト堂上に代わり1年生田浦が入りました。


吉岡はNEC戦と日立戦ではレフト、グループ戦最終日のPFU戦のみ主将及川に代えてミドルでの起用。慣れぬポジションに多少のぎこちなさはあったものの、頑張っていましたね。この先の九州大会や総体に向け、チームとしていろいろ試しているところなのでしょう。

この試合でいちばん自分の印象に残った選手は1年生OPの山城ですね。右利きながらライトサイドの高い打点からえげつない角度のインナーをさくさくと決める姿に驚きました。いや末恐ろしいですね^^; 何をするにもキラキラとした存在感があり、近い将来きっとほれぼれするようなエースになってくれることでしょう。

エースナンバーを託された加藤には、下級生とは思えない貫禄が。コート中央から高い打点で強打するセンターセミに対してPFUのブロッカー陣はよく吸い込みをやらかしていましたね。パワーがあるためにブロックを弾き飛ばすシーンも多くありました。コート中央から打つだけでなく、前2枚のローテでライトサイドまで開いてのライトオープン、時に変則的にレフトオープンを決めたりなど、エースとしての存在感充分の働きを見せてくれました。また、パワーヒッターのイメージはありますが、ブロックにべったり付かれた場面では器用にリバウンドを取って切り返すシーンも。このチームの特徴でもありますね。後先考えずに打つという雑なプレーが絶対にないのは。

最上級生となったリベロ宇都宮は、さすがの安定感。
オーバーハンドでのセットアップもうまく、ラリー中でもバックセットを上げてレフトに強打を決めさせるシーンが多く見られました。下級生の多い今年のチームにあって、欠かせない存在でしょう。

そして主将及川。この試合ではワンポイントでの出場に留まったため、この日しか観戦できなかった自分としては少々残念ではありましたが、それでも入った場面では主将の貫禄を見せてくれました。試合前練習でも大きな声を出していましたね。最後の一年、完全燃焼してほしいものです。

*****

そして、余談ですが興味深く感じたのが、味方のサーブ待ちの場面やスパイクレシーブでの構えの変化。全体的に去年より低くなりましたね。今年はこれで行こう!などと決めたのでしょうか。

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サーブ待ちで後衛2人が手をとって構えるのは東龍伝統ですが、ご覧のように今年は特に低いですね。

そう、このチームはサーブ待ちの構えもレセプションの構えもトスの高さも得点時の吼え方も、よく見ると毎年違うのですよね。観察していると面白い^^

なんにしてもこのチームには、選手が入れ替わって行っても受け継がれる独特の魅力がありますね。様式美?雰囲気?選手の凛々しさ?と理由は分かりませんが、ファンを惹きつけてやまないのはそういうところにあるのだろうなと。

*****
<当面のスケジュール>
全九州総合 (5/9-11 宮崎)
九州総体 (6/13-15 鹿児島)
東京総体 (8/7-11 東京)

黒鷲旗の1週間後には九州大会に出場とハードな日程であり、ここから夏の総体へと続いて行く訳ですが、勝つべくして勝てるチームだと思いますので、存分に暴れてほしいものだなと。今年これだけタレントの揃ったチームは全国でも他にないでしょうからね。

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総体では東京でお待ち申し上げます。


***** 
九文-鹿屋体大の試合もビデオを視かえしつつ、時間を見つけて記事を書こうと思っています。また、チャレンジやプレミアのレッドドラゴンOGについてもまとめてみようかと。


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2014.05.03(Sat) 高校女子TOP
2014全日本の行方
2014/03/22
BSフジのバレー専門番組。
1.眞鍋監督の欧州視察。
2.八王子実践中女子バレー部が選ぶ憧れの選手ランキング
    
【眞鍋監督の欧州視察】
(眞鍋氏がイタリアの往年のスーパースター・ゾルジに、体格が世界と比して劣る全日本女子が勝つためのアイデアを尋ねる)
ゾルジ『この10年、世界を席巻してきたブラジル女子は決して体格でいちばんのチームではなかった。技術・スピード・メンタルの強さがブラジルの武器だった。だから日本へアドバイスをするとしたら、自分たちの技術・スピード・メンタルの強さを大切にすることです。』

(ワクフバンクでコーチを務める川北元さんのインタビュー)
世界と同じことをやっていては体格で劣る日本は勝てない。日本オリジナルを追求して行かないと。向こうにとって「打っても打っても拾われてしまう」というような状況を作りたい。いかに正確なレシーブから的確なトスを上げて強い攻撃につなげるか。

(眞鍋氏がトルコ1部ガラタサライでプレー中の木村に、何か革新的なアイデアはないかと尋ねる)
木村『セッターが常にレフト側を向いてなくても良いんじゃないですかね。ライト側向いてもいいんじゃ。ブロックが付きにくくなる気がします。』

眞鍋氏:
次の五輪を見据え、今までと違う「戦術」「戦略」で行きたい。キーワードは「非常識を常識に」。去年のMB1というものは全部払拭しました。新しい戦術を試すのはワールドグランプリがスタートとなる。リスクを背負ってでも、新しいことに挑戦して行かないと、リオでロンドンより良い色のメダルは取れない。

・・思うところはたくさんありますが、コメントはまた日を改めて書きたいと思います。

*****
【八王子実践中女子バレー部/憧れの選手ランキング】
1位 高橋みゆき (身長がなくても、世界相手に活躍)
2位 佐藤あり紗 (どんなボールでも上げてチームを支える選手)
   新鍋理沙 (スパイカーでもリベロ並みのレシーブができる)
   迫田さおり (高いジャンプ力と速いバックアタック)

中学生とは言え、トップ層は目の付け所が違うんだなぁ^^;と驚きました。
普通の中学生に憧れの選手の名を聞いても、リベロや守備型WSの名前は多分出てこないですよね・・しかも木村の名前が出てこないあたり、みんな若いのに見方が随分と渋いじゃないか(>_<)!

そして高橋の名がノミネートされたばかりか1位獲得という結果に驚愕。何歳からバレーを見てたの^^;?っていう。高橋の全盛期って私が中高生のころだったから10年前ですよ・・


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2014.03.22(Sat) 全日本女子TOP
2013高校アルバム
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2014.03.01(Sat) 高校女子TOP
春高準決勝
2014/01/11
いざ春高準決勝。
選ばれし4チームによる、センターコートの戦いが始まる。

【東九州龍谷-都市大塩尻】 3(22-25,25-17,25-22,25-18)1

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試合前・両チーム主将によるコイントスの場面。


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塩尻は、準決勝の直前に体調不良で長野へ帰ったキャプテン牧田に代わり、#9宮下がスタメン入りし、チームキャプテンを3年生の#11北澤が代理で務めることに。


都市大塩尻は今大会の台風の目ともいうべき存在ですね。
理大附・八実・大和南・高松商というそうそうたる顔ぶれを撃破し勝ち上がってきたチーム。

岡田隆安監督は裾花中を4回全国優勝に導いた、中学バレー界きっての名将。
岡田先生が、全中優勝メンバーを多数引き連れて都市大塩尻の監督に就任した訳で、高校バレーで塩尻が台頭するのは時間の問題とも言われてきましたね。創部5年目でのセンターコート進出は、早いというべきか予定運命というべきか。

*****
以下、僭越ながら戦評を。

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両チーム・スターティングラインナップ

東龍は珍しく比金がフロントレフトとなるS4ローテから試合開始。
自チームのサーブで始まる第2・第4セットではローテを1つ回すように(高倉がファーストサーバーとなるように)開始ローテを組んできたことから察するに、ブロックのマッチアップを考えたのでしょうね。塩尻がエース高相選手をバックライトの位置からスタートするように開始ローテを組むことを見越して、高良山本といういちばん強い2枚ブロックをなるべく高相選手に当てられるようにしたいとの配慮でしょう。

塩尻はバックオーダーで、4セットともS3ローテで開始。
セットごとにローテをずらすことのなかったところを見ると、このローテが塩尻で最も強いローテとの認識だったのでしょう。東龍が明らかにローテを回して対抗してきているのに、セットを重ねてもマッチアップのずれることがなかったので、会場観戦中はどうにも違和感が消えませんでしたね。なんでローテをいじりかえして対抗しないんだろう(?_?)と。裏のかきあいになることを恐れたのか、それとも敢えてエースに勝負させたのか?とも思いましたが。

塩尻は高相選手が裏レフト(ポジション5)に配されているのもまた、興味深いところですね。
高校女子バレーではバックアタックを打てる選手が少ないことから、絶対エースの存在するチームでは、その選手を前2枚のローテを2回捌かねばならない表レフト(ポジション2)に配されること、そしてその選手の前衛での攻撃機会を多く確保するために前衛レフトからスタートするように開始ローテが組まれること(S3開始)が多いのです。ですので、敢えて高相選手を裏レフトに配したのは、セッターから離してバックアタックを打たせようという意図なのだろうなと。実際塩尻にバックアタックの打てる選手は高相選手しかおらず、前2枚のローテで高相選手は後衛から果敢にパイプを打ちこんでいました。また、裏レフトは前衛3ローテの全てでレフト側から打つことになりますから、ハイセットを打ちこなす能力の高い選手には元々向いたポジションでもありますしね。

<第1セット>
塩尻のボールの落ちなさ加減に、会場で観ていて震撼しました。
何をやっても拾いまくられて攻め手を欠いた東龍は、第1セットを落とすことに。

東龍は熊本高倉のレフト2人とリベロの3枚レセプションで、サウスポーOP山本は常にレセプションを免除された形。上位カテゴリに近い高度なシステムですね。塩尻はサーブで徹底して高倉を狙いましたが、第1セット中盤以降に選手のコート内での判断で一時(熊本&リベロの)2枚レセプションに切り替えたシーンがあって驚きました。その判断力と技術力に拍手。サーブの狙い目を失ったことに気付いた塩尻の監督はタイムを取ることに。

それにしても熊本の守備力は大したものだなと感心させられますね。
高校カテゴリで3枚レセプションを満足に敷けるチームがそもそもほとんどない中で広い範囲を守っても大崩れすることがなく、ローテや状況によっては2枚レセプションまでこなすという。(2枚って『ビーチですか^^;?』というレベル) TV中継で実況者は比金や加藤、そして山本を東龍の主力として挙げていましたが、攻守の要としての熊本のチームへの貢献度の高さは実際、随一でしょう。守備型WSの献身って分かりにくいのかもしれないなとは思いますが。


<第2セット以降>
塩尻という隙のないチームを相手に、突破口は見い出せるのか。
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第2セットでの東龍はブロックからの守備を修正してきましたね。
塩尻のレフト攻撃・ライト攻撃に対するサイドブロッカーの基準をやや内寄りに取らせ、2枚ブロックでクロスを締め、ストレートに抜けるコースにディガーを配し、サイドのライン際に打たせてスパイクアウトを誘う形。これを徹底したことで、塩尻の攻撃に対応できるように。そしてOP山本のライト側からの攻撃・そしてMB加藤のコート中央からのセミ強打が効き始めたのが大きく、差をつけて第2セットを獲得。その流れのまま3セット連取し、勝利することに。

塩尻は高校女子で上位争いをするチームにおいて標準と言える、前衛MBのみを外した4枚レセプションを敷いています。東龍は塩尻に対しては高相選手を徹底してサーブで狙い、攻撃参加を遅らせる戦術を採っていました。塩尻は総じて、攻守で高相選手に掛かる負担が大き過ぎるように感じましたね。2012アジアユースではリベロで選出されただけあって守備はさすがのレベルですが、サーブの集中砲火を浴びつつ、ラリー中はガンガン上がってくるハイセットを、それも2枚ブロックにべったり張り付かれた状態で捌かないといけない。そんな過酷な状況でも最後まで敢闘を見せてくれた高相選手には見ていて胸が熱くなりましたが・・

塩尻はネットの横幅9mを目一杯使ったシンクロバレーを目指しているとのこと。
そのためか、セッター前衛のローテでのMBには最初からライト側に構えさせ、アンテナぎりぎりのライトストレートを打たせたり、Cから一人時間差を打たせるなどの工夫が見られました。

塩尻が高相選手への高依存を脱して来シーズンさらに上を狙うには、もし本当にシンクロの実現を目指しているのであれば、やらないといけないことは結構多いかもしれませんね。例えばS4ローテ(セッターと高相選手が前衛となるローテ)では、後衛にバックアタックを打てる選手がいないことからサーブで高相選手が崩された時点で攻撃の選択肢が前衛MB一択となるという厳しい状況。シンクロは本来、攻撃枚数をできるだけ多く確保した上であちこちから同タイミング(1stテンポ)で攻撃を仕掛けてブロッカーの足を止めるオフェンス戦術。その意味で、レセプションの枚数を減らすか、高相選手の対角にもバックアタックの打てる選手を置くかしていかないと今後厳しいかもしれませんね。もちろん高校バレー伝統の、絶対エースにチームの命運を託して戦っていくスタイルをとったとしても、それはそれで有りだとは思いますが。

この2チームの監督は共に、技術・戦術を大切にされる監督。
ビデオで確認しましたが、タイムアウトではテクニカルなコメントが多く聞かれました。今の時代にあっても精神論主体の監督が上位チームにも多く見受けられる中、特徴的なところだと思われます。

それにしても塩尻のバレーは見ていて実に心地が良いですね。上手い選手が集まっているんだなという印象。パス力の高いチームは個人的にも好みなので、こういうチームが台頭してきてくれたことはうれしい^^

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塩尻、3位入賞おめでとう。
さらなる飛躍を期待しています。


******
【九文-共栄】 3(19-25,24-26,25-19,25-23,19-17)2
東西の名門対決。
2004&2005での覇権を巡る両チームの攻防は、自分の脳裏に今もまだ鮮やかなまま。

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<第1&第2セット>
共栄が連取。
共栄は身長2mの中国人留学生・張が無双する展開。
この選手のコート中央からのクイックが特殊なのですよね。九文のブロックの遥か上から、真下に打ち落とすスタイル。こんなの身長2mないと打てないやろ!反則^^;という。九文のディガーも必死でダイブしていましたが対応できず。勝手に張クイックと名付けましたが、張クイックが決まると会場に苦笑が起こっていました。いや本当に。

対する九文は、共栄の長身MBのブロックが怖くてスパイクアウトが多くなる展開でした。なのになぜセッターはわざわざ中央からの攻撃を多用していたのか理解に苦しみましたね。張はブロックの寄りのスピードは速くない訳で、両サイドのアンテナ一杯に平行を散らせば絶対違ってくるのに、早く気付いて^^;と。

共栄は他の3年生・佐川森川も調子が良く、攻守に九文を圧倒。
さて、九文に付け入る隙はあるだろうか。


<第3セット>
九文がOP山本のライト攻撃が効き始めたことから中盤以降に抜け出す。追い込まれたところから1セットを返した形。

(晩にニュース記事で読んだところ、田川が「張のライト側へのブロックの移動が遅いことに第3セットに気付いた」とあって驚きましたが。対戦相手のビデオって準決勝までに空いた数日間のうちに見ないものなのでしょうか^^;)

続く第4セットは終盤まで競った状態だったのを九文が執念でもぎとる。
勝負は最終・第5セットへ。

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九文のエース田中。まるで動じた気配を見せず。

<第5セット>
もう会場で観戦していた管理人の心臓は、BPM200を打っていました。

一進一退の攻防、
マッチポイントを先につかむ九文、
ジュースに持ち込んで逆王手を掛ける共栄、
それを笑顔ではね返す九文田中・・

19-17 九文勝利!

共栄、3位入賞おめでとう。
九文、決勝進出おめでとう。
両者の敢闘に、心から敬意を表します。ここまで凄まじい試合を生で観たのは初めてです。

この試合が終わってしばらくは、脱力し過ぎて席から立ち上がれませんでした。


*****
真の死闘が次の日に待ち受けていたことを、この時の自分は予期できずにいたのでした。

to be continued・・


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2014.01.11(Sat) 高校女子TOP
春高3日目
2014/01/07
春高最大の山場とも言うべき第3日程。
上位進出を狙うチームにとっては、ダブルヘッダーを切り抜けることが求められる試練の一日となる。

春高第3日程の3回戦&準々決勝は、会場観戦できる環境にある方は会場に行かないと損だと自信を持って断言できますね。勝負の量質ともに打ち震えること必至。

*****
この日の最大のトピックは、間違いなくこの一戦でしょう。
3回戦
【都市大塩尻-大和南】 2(29-27,23-25,25-18)1
塩尻は続く午後の準々決勝で高松商も破り、ベスト4進出を決定することに。

自分自身、2回戦・信愛-大和南の勝者が右上ブロックを制するものと信じて疑っていませんでしたし、大和南は有力優勝候補だと思っていたので驚きました。いや塩尻すごいですね・・アップセットと実況は言っていましたけど、まさしくそんな感じ。


【柏井】
柏井は3回戦で高松商に敗れたものの、1年生エースの中元南選手が今大会で名を上げましたね。177cmとサイズがあり、高い打点から幅広いコースにパワフルなスパイクを打てる能力はもちろんのこと、何より“エース”の素質を感じさせるのですよね。厳しい場面でも真っ向から勝負して行けるような、ホレボレするファイターに成長してほしいというのが彼女に託す自分の願い。今後の高校バレーの主役候補だと思っています。

*****
さて東龍。

3回戦
【東龍-県岐商】2(30-28,25-15)0
午前の3回戦での東龍。
勝ちはしたけれど・・という展開。プレーが噛み合わなかったようですね。

東龍というチームはシードで登場することが多いことから、意外と立ち上がりにバタつくことは多かったりするのですが、前日の緒戦は余裕を持ってクリアできたようなので、今年は大丈夫なのかと思っていたのです。

監督からは試合後に『3年生もっと頑張れ!』と喝を入れられたとか。


準々決勝
【東龍-鹿児島女子】 2(25-19,25-19)0
今年の鹿児島女子は2年生が5人スタメンという若いチーム。そのためか今年は目立った成績は上げられませんでしたが、来シーズンは面白い存在になりそうな予感がします。

スパイカーがほぼ170以上と高さの揃っている鹿女子はなんというか新鮮ですね。2010鹿女子は162cmのエース鳥越を始め、高さの揃っていない中での大健闘だったのがなおさら印象的だった感があるので。伝統の『拾って繋いで考えるバレー』に今年は高さを加えて臨んだ2013鹿女子。

<鹿女子スタメン>
有村 兒玉 馬渡
福﨑 花峯 野元 L野間


第2セット23-19での最後のタイムアウトで相原先生が、『上で鍋谷が応援してる。吼えろホラ』と選手に声を掛けておられました。映像でも少し映りましたが、2つ上の先輩に当たる鍋谷選手が応援に駆け付けていたようですね。

鍋谷の応援なんてどれだけ心強いだろうな(+_+)と。
東龍の栄光の象徴のような存在ですからね。自分が2つ下の後輩だったら、文字通り死ぬほど憧れただろうなと思ってしまう選手。

それにしても各チームのビデオを視ると、実業団選手や大学進学した選手を応援団席に見かけますが、時間と距離を厭うことなく母校の応援に駆け付けているその姿を見ると、なぜか私までジーンとうれしくなってしまう。後輩さんたちどれだけうれしいだろうなと思うとね。後輩を想う先輩の気持ちにほだされる。

話を戻します。
試合自体は東龍が危なげなく勝ちました。
その後両チームともに、自チーム応援団よりも先に相手応援団席に出向き、一礼。東龍の選手たちが皆で鹿女子の神川先生に御挨拶にうかがうシーンも。見ていて気持ちの良い光景でしたね。


*****
さて過酷な一日を経て、四強が決定。九文・共栄・塩尻・東龍。

大会前には自分は、四強を九文・金蘭会・大和南・東龍と予想していました。フジ傘下のスポーツニュースは波乱だの混戦だの述べていましたが、本当に波乱でしょうか?塩尻が大和南を倒して勝ち上がったのを除けば、至極順当だと思うのですが。今大会は前回とは違いますよね。

さて、3日間のインターバルを経て、準決勝へ。


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2014.01.07(Tue) 高校女子TOP
春高2回戦
2014/01/06
大会2日目の今日は、2回戦。
シードの各校が満を持して登場する。例年になく2回戦に厳しいカードの揃った今年は、好勝負が続出するはず。

管理人は今日から2014年のお仕事開始。社会人にとって趣味のための休みを取れる日程ではないですよねf^_^; 残念ながら。実の娘が出場するとかならまた別なのでしょうが。

2日目&3日目を会場で観れないのは残念。今日明日で一気に4チームまで絞りこまれる訳で、その過程で沢山の強豪校が今シーズンのバレーを終えることになる。この一年間戦い切った選手たち、特にこれで最後となる3年生たちに、会場の片隅から小さく拍手を送っていたかったなと。完全な自己満足ですが。

*****
自分が注目していたカードについて、順に軽くコメントを。

【大和南-信愛】 2(25-21,17-25,25-23)1
国体3決で死闘を演じたこの2チーム。
下馬評に違わず、熱い勝負を見せてくれました。

古賀と白井の打ち合いは見物でしたね。
そして大和南が最終第3セットで23-19の劣勢を6連続ポイントではね返して勝利したのは圧巻でした。起点となったのは白井の鬼サーブ。ベンチから「古賀を狙うな」という指示は出ていたそうですが、「ここで逃げたらダメだと思って、紗理那を狙いました」(白井)と。あのギリギリの場面で、それも相手チームのタイムアウトに中断されてもなお強いサーブで的確に攻め続けた白井の技術力と度胸に感服。

2人ともまだ2年生ですからね。
それぞれ主将として迎える来季は、さらに高校バレーを熱くしてくれるはず。期待していますよ^^


【金蘭会-誠英】 2(25-23,16-25,22-25)1
前回準優勝した誠英は、シードとして2回戦から出場するも、緒戦で敗退。
総体・国体・春高と3大タイトルのすべてで緒戦敗退となってしまいましたか。個人的に応援していたチームでもあったので、胸が痛みましたね。何にせよ、3年生はお疲れ様でした。大学でバレーを続ける選手は、また大学バレーで応援させていただきます。

金蘭会はカラーが特殊ですね。
得点しても誰一人声を出さずガッツポーズもせず。一切感情を出さずに淡々とプレーを進めて行く。高校でこういうチームはあまり見ませんね。


【成徳-北九州】 2(18-25,25-22,25-20)1
エースの辺野喜選手を大会直前に故障で欠いて今大会に臨むこととなった成徳。直前の皇后杯で格上の大学チームを破るなど好調さを感じさせる北九州。勝負は既についているかと思われましたが、結果は成徳の勝利。

成徳はチーム全員鍛えに鍛えたサーブ力が活きましたね。
北九州が5枚レセプションで対抗してもなおズタズタにしていました。

チーム単位で鍛えたサーブ力は、エース1人分に匹敵するんだなと実感させられました(v_v)


【東龍-松山東雲】2(25-18,25-13)0
総体優勝した東龍は、シード校として本日登場。
余裕をもって緒戦をクリアできたようですね。シード校にとって緒戦は難しいところもあると思いますが。

熊本主将は「初戦なので緊張したが、第2セットからは思い切り打つバレーができた」と満足そうに笑みを浮かべたとのこと。


*****
さて明日は春高の最大の山場とも言える第3日程。


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2014.01.06(Mon) 高校女子TOP
春高開幕
2014/01/05
2014春高が遂に開幕。今年は東京体育館開催。

朝8:15から始まる開会式。
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全校入場!壮観でしたね。

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トーナメント表はこちら。

やや時間が空いたのち、AM10時から試合開始。
さぁ魅せてくれ高校生!

20140105_5
八実のユニが変わったのには仰天しましたね。何があったの!?という。
サイドと襟がイエローになったせいで、カボチャカラーに見えて仕方がない・・八実といえば緑、緑と言えば八実だったのに。まぁ現代風になったとも言えるのか。

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相変わらず綺麗なバレーを見せてくれる京都橘。

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大和南vs郡山女大附。
郡山の目黒主将が鬼神のような活躍を見せ、フルセットまでもつれこんだこの試合。バックセンター・バックライトを打ちまくり決めまくりで、迫田かい!と叫びたくなりましたね。1回戦は全国大会とは言えほのぼのとしたレベルの試合が多い中、郡山のお蔭で胸を熱くさせていただきました。

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Twitterで相互フォローさせてもらっている川崎橘の選手たち。もう応援するしかないでしょう^^

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柏井おつ!明日からも頑張れ。


*****
1回戦は順当に終わりましたね。
これぞ春高という熱い勝負は、明日から始まる。


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2014.01.05(Sun) 高校女子TOP
2014春高展望
春高トーナメント表も12/1に確定、
来春1/5の本大会開幕を待つのみとなりました。

この一年間、高校女子バレーを熱心に観戦してきた身として、
以下2014春高を占ってみたいと思います。

トーナメント表から、勝ち上がることが予想されるチームとその勝敗を予想できるところまで予想してみました。

20131201_2

右上ブロックから見て行きます。


*****
右上ブロックではなんと言っても、熊本信愛-大和南がハイレベルな一戦となるでしょう。

【熊本信愛】
信愛は次世代全日本エース候補の古賀紗理那選手を擁する九州チーム。夏までの九州大会では振るわなかったものの、8月福岡総体では2位・10月東京国体では3位と着実に好成績をマーク。春高熊本県予選の決勝でセットを落したりはしていたものの、もちろん春高本大会での優勝候補となるでしょう。

20131231_1
古賀紗理那選手

古賀本人は、自分の課題を「体力」と語っています。
実際、九州大会や総体・国体と見ても最後にガス欠を感じさせることは多いのですが、それを本人の体力のせいにするのはいささか酷というものですね。「古賀古賀古賀」とトスを鬼のように一人のエースに上げ続けるのが信愛というチームのプレースタイルですからね。


【大和南】
夏の総体では白井宮本というユース組抜きで8強入り、10月東京国体では単独チームで臨み4位という成績を残している大和南。このチームも春高本大会での優勝候補の一角となるでしょう。

このチームはMBが優秀ですね。綿引宮本のセンター線はおそらく日本一。個人的には、3年の綿引菜都美選手は大会No.1ミドルなのではないかと思っています。夏の総体でも、3枚ブロックの上からバンバン決める姿を見てラシッチみたいだなと感心させられたものでした。(ラシッチ:セルビアの誇る世界の名MB)

ツーセッター制を採用しているため、常に前衛にスパイカーが3枚揃い、コート中央から勝負できる優秀なMBがいるのに加え、レフトエース白井の攻撃力も高い。駒揃いという点では日本一でしょう。


このブロックで他に自分が注目したいチームは岡山理大附と八実でしょうか。
【岡山理大附】
近年急速に力を付けてきているチーム。総体でも、その研究熱心さには舌を巻かされました。Vとのパイプもできたようですし、今後きっと台頭してくるでしょう。


【八王子実践】
春高都予選で2位に入り、2大会振りとなる春高本戦出場を決めた八実。
6月の総体都予選では四強入りを逃すなど苦しんでいたこのチームでしたが、最後に仕上げてきたのは見事ですね。

金杉由香選手がこのチームのエース。パワフルなスパイクが持ち味で、東京国体準決勝でも古賀(熊本県)との壮絶な打ち合いを制してチーム東京の勝ち上がりに貢献。『元祖オープン』の古豪が、春高本戦で暴れてくれるか注目したいところ。


*****
右下ブロック。

【東九州龍谷】
この組合せでは、4強入りは確実でしょう。
くじ運に恵まれた感もありますが、油断なく決めてほしいところです。

20130731_3
東龍の二枚看板 / 比金熊本

前回大会で春高連覇は途切れるも、すぐに前を向いて始動した新生レッドドラゴン。比金熊本を軸に、まずは地元九州開催のインターハイで日本一を奪還。

春高でも狙うはただ一つ、日本一。
伝説の第二章を始めよう。



*****
左上ブロック。

【下北沢成徳】
今年はゴツい山に入りましたね。北九州&九文と九州の強豪が2チーム入ってきていますからね。ここを勝ち抜けるかで真価が問われることになりそうな気がしています。

去年よりも実力的には下、と見る向きもあるようですが、自分はそうは思いませんね。去年のチームに比べれば大分プレーが丁寧になっていると自分は感じます。昨年11月の都予選後に練習方法を見直したとのことですが、その成果ではと。個人技頼みのチームであることには変わりませんが。


【県立北九州】
昨2012年富山総体にて、1年生4人スタメンで四強入りを果たしたタレントチーム。エースはアジアユース金メダル獲得時のJAPANスタメンでもある坂本奈々香選手。

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エース坂本奈々香選手

12月の皇后杯でも、1回戦で格上の神戸親和女子大を破る金星をあげており、チームの調子も良さそうですね。


【九州文化学園】
10月東京国体で準優勝という結果を残した九文。
故障者が多く夏までは振るいませんでしたが、3年生が戻ってきてから復活した模様。

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エース田中瑞稀選手
田中は170cmと上背はないものの、技術もパワーもある秀逸なレフトエース。
パイプの切れ味なら大会一ではないでしょうか。

2010JOC杯では長崎県が優勝しており、その時の主力が現在の九文の3年生。3年前に中学で全国制覇を成し遂げたメンバーが、高校でも日本一へ挑むことに。



*****
左下ブロック。

【共栄】
春高都予選で優勝し、東京都第一代表の座を得た共栄。
身長2mの留学生・張が本人比で大分うまくなったのに加え、180cmサウスポーオポジット佐川という2段も強引に得点できるエースがいるのが強み。8強入りはまず間違いないでしょう。その先どこまで勝ち上がれるか。


【金蘭会】
大阪第一代表。
福岡総体では、丸尾和田の世界ユース組抜きで四強入りを果たしているこのチーム。

ただ、和田選手が春高でコートに立つ可能性は低そうですね。大阪予選でも、結局出番はなかったようなので。世界ユースのベストリベロであり、金蘭でも主将にありながら最後の春高でコートに立てないかもしれないとは、つくづく厳しい世界ですね・・

『ボールがコートに落ちないバレー』を身上とし、すべてにおいてソツのないバレーをするのが今年の金蘭会。


【誠英】
藪田選手が国体の後から背番号1番・主将となったようです。

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藪田美穂子主将
バレーセンス・身体能力・体格の全てを備える学年No.1の大器。誠英入学後すぐにスタメンをとり、地元山口国体での優勝の立役者に。今季高校選抜のレフトエースをも務め、誠英でも主将を拝命した藪田が、高校最後の大会でどんなプレーを見せてくれるか。


【川崎橘】
総体優勝を遂げた昨年から残るスタメンは、中川選手・柴選手の2名。
メンバーは大幅に入れ替わりましたが、相変わらず基本に忠実で見ていて気持ちの良いバレーを見せてくれるチームですね。どこまで勝ち上がれるか注目したいと思います。


***** 
今年は2回戦が本当に厳しいですね。
信愛-大和南
成徳-北九州
誠英-金蘭会
・・早い段階で姿を消すには惜しいチームの対戦が立て込む。

そこで、ここからは注目カードについて考えてみたいと思います。

【信愛-大和南】
まず間違いなく2回戦で実現すると思われるこのカード。東京国体3決でもデッドヒートを演じた両チーム、大会屈指の激戦が予想されます。

信愛-大和南は、メディアの信愛プッシュのためか信愛有利を予想する人が多いようですが、MBの高さと攻撃力を活かすような試合運びをすれば大和南にも充分勝機はあるでしょうし、優勝も見えてくるのではないかと個人的には思います。おそらくこの試合の勝者が4強入りすることになるでしょう。


【北九州-成徳】
こちらも2回戦での対戦が予想されるカード。
チームカラーとしては「個人技勝負&攻撃力の高さ」と同系統であるため、なかなか面白そうな一戦。

坂本と辺野喜の打ち合いは見物ですね^^


【誠英-金蘭会】
福岡総体2回戦と同カードが実現。
あのときは誠英がストレート負け。プレースタイルが変わらない限り、今大会でもやや分が悪いか。

誠英は今年5月の黒鷲旗でガチメンの日体大をフルセットまで追い詰めるという健闘を見せるなど、本来駒は揃っているチームですが、監督の采配がイマイチで惜しい星を落とすことの多かった今季。総体・国体と全国タイトルではいずれも緒戦敗退を喫しています。

ただし、現代バレーの要素を取り入れようという動きも11月にあったようですね。誠英のプレースタイルにどういう変化が起きるか要注目。それ次第では勝ち上がることもあり得るでしょう。


以下、準決勝でのカードについて予想。
【東龍-信愛】
右下はほぼ間違いなく東龍が制し、右上は信愛-大和南の勝者が勝ち抜くことが予想されるため、東龍-信愛が準決勝で実現する可能性もそれなりにあるでしょう。

ただ、今年は既に2度もこの対戦はありましたからね。(全九州選抜準決勝・福岡総体決勝)
試合の雰囲気は大体想像がつくため、このカードを見たいかと聞かれれば微妙かもしれません。個人的には。


【東龍-大和南】
こちらも同様に準決勝で実現することが予想されるカードの一つ。
10月の東京国体準々決勝での両チームの対戦では、全国2冠を狙って臨んだ東龍が大和南にあっさりとストレート負けを喫しています。

大和南はサーブ力という点では成徳と並び日本でトップの存在と言えるでしょう。普段4枚レセプションを基本とするチームが5枚レセプションにシフトしてまでサーブを警戒するようなチームが大和南ですが、国体での東龍は3枚レセプションで迎えたようですね。状況によってはほぼ2枚で受けていたローテまであったという。心意気は良いと思うのですが^^; 高校女子で上位争いをするチームは4枚レセプションが標準、5枚のチームがちらほらといった状態。3枚のチームは東龍くらいしか見かけません。大和南に限らず、サーブの強力なチームと東龍が対戦する場合、パスがセッターに綺麗に返らなくても対応できるようにエース以外もハイセットを打てる選手を置くか、無理せずレセプションの枚数を増やすかしないと厳しいかもしれないなと。

もちろん、監督もそこは分かっておられるはず。パワーヒッター加藤選手のMB起用・OP起用が大分予選で試されるなどの動きがありましたし、きっと進化を遂げた東龍が春高では見られることでしょう。



トーナメント表の右半分はこのようにカードも大体予想できるのですが、左半分は自分も正直予想がつきません。どこが勝ち上がってきてもおかしくないと思います。

***** 
波乱の起こる可能性についてはどうでしょう。

過去2大会、3回戦での優勝候補対決を制した有力優勝候補が、同日午後の準々決勝で伏兵に討たれるという波乱が起きています。これは第3日程でのダブルヘッダーが原因だと思われるので、2回戦が厳しい今年に関しては同種の波乱が起きる可能性は低いかなと。しかしあくまで一発勝負ですから、何が起こるかは分かりません。地区予選を振り返っても、文京・細田・氷上・盛岡一女・聖カタリナなど数多くの常連校が今年は出場権を逃していますからね。勝負の厳しさを実感せずにはいられません(v_v)

一発勝負を勝ち抜くために必要なものって何なんでしょうね。
運命の女神もコートの魔物もすべて味方につけるには。


***** 
春高は来春1/5に開幕。
きっと、素晴らしい大会になるでしょう。

来たる春高が、すべての出場選手にとって最高の思い出となりますように。


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2013.12.31(Tue) 高校女子TOP
春高抽選結果
2013/12/01
春高トーナメントの組合せ抽選。

結果がこちら。

20131201_1

今年は総体ワンツーの東龍信愛・前回大会ワンツーの成徳誠英は4山に分かれるだろうし、後は大和南と九文がどの山に入るかといったところかなと。

優勝候補が3回戦で当たった前回&前々回と違って、今年は戦力均衡しそうな気がしていました。前回&前々回のトーナメントでは国体の成績を加味しないせいで目を覆いたくなるような不均衡が生じていましたけど、今年は国体優勝が珍しく選抜チームでしたからね。

ところが。

熊本信愛と大和南が2回戦で当たるとは。ちょっとこれはないぜ神様^^;っていう。どちらも優勝候補でしょうに。

信愛-大和南だけでなく、成徳-北九州、金蘭-誠英など、2回戦で姿を消すには惜しいチームの対戦が立て込む。こんなに2回戦が厳しい年って珍しい気がする・・

また後日詳しく予想記事を書きたいと思います。今日はこの辺で。

2013.12.01(Sun) 高校女子TOP
MB1
2013/11/12-17
2013グラチャン。

日本は銅メダルを獲得。
結果だけを見れば、素晴らしい出来のようにも思われます。

ただ一点気になることがありますので、そこを書いておこうかと。

【MB1】
エムビーワン。
MBのポジションに本職サイドの選手を充て、充分な助走のもとに高い打点から強打させるという戦術。


中継でもスコーピオンと共に実況に連呼されていたため、話題となりましたね。

この戦術を眞鍋監督が考えたのは2011W杯の頃だったとか。
確かに当時は井上大友とスタメン候補のMBが相次いで故障離脱するなど、MB不足でピンチな時期でしたからね。サイド選手で代用できないだろうか?という発想が生まれたのも自然な流れです。

ただ気になるのは、『世界でどこもやったことのない戦術』と説明しておられる点。本当にそうでしょうか?ポジションをいじりたおすド変則・怪奇システム・マジカルバレーの類ってむしろ日本の高校女子の監督が好んで考えそうなネタですよね。

大会後、予想はしていましたが高校バレー界や海外バレー界から『別に新しくないじゃないか』という指摘が沢山寄せられています。まぁそうですよね・・

チーム事情でサイドの選手をMBに置くことなど、高校バレーでは本当にごく普通にあることです。またカテゴリが下位になればなるほど、ポジションの分業の進んでいないチームが多くなりますし、MB1どころかMB0のチームもたくさんあるでしょう。

世界でどこもやったことのない新戦術というよりは、ある意味原始的になっただけなのでは?という気が個人的にはしています。

もちろん、ナショナルチームでそれを実行したことには意味があるでしょう。生物の進化も往々にして突然変異の出現によりもたらされるもの。『低いセットをライジングで叩くのがMBの攻撃』という、日本バレー界を永らく支配してきた固定観念から脱する良い機会になるかもしれません。

自分としては、
・本職サイドの選手に高いセットをコート中央から打たせるのは攻撃力UPという点からは良いけれど、センターブロックが問題となる。
⇒センターブロックに長けた本職MBに、充分な助走とジャンプをさせた上で渾身のスパイクを打たせれば解決しますね。
⇒あれ?これってよく考えたらブラジルやセルビアのMBのクイックの打ち方と一緒ですよね??

・・といった流れが今後起きないかと密かに期待しています。

ただ。
眞鍋監督が『世界でどこもやったことのない戦術』と興奮気味に話しておられるのはやはり気になりますね。「原点に返ってバレースタイルを見つめ直す」などと認識しておられるならともかく。もしくは「世界のMBの攻撃に近付けるための最初の一歩」と認識しておられるならともかく。

月バレでも、『まだ大会を総括できていないが』発言。
うーん、いつもですよね^^; 五輪の後もそんなことをおっしゃっていたような記憶が。

『迫田はセンターの経験がない』
いや、高校卒業するまではMBでしたよね。卒業後という前提で話されているのだと信じたい。

今大会銅メダルという結果を残したことを考えても、ロンドン五輪までのそれとはまた別の方向に迷走して行きそうな悪寒がしなくもない・・大丈夫かな^^; 素直に喜べない何かがある。

(まぁ自分は全日本がどんなに迷走しようとも応援し続ける覚悟はありますが。

しかし高校女子で変則システムのチームを見ても、『いいぞいいぞ、どんどんやろうぜ^^』と応援したくなるのに、全日本が変則に走り始めると果てしなく微妙な気分になるのはなぜなんでしょう。そして高校だと『最後まで頑張ればそれでOK(^-^)!』と思うのに、全日本だと『頑張れば良いというものでも、勝てば良いというものでもないのでは?』と思ってしまう。

自分は結局、同じ女子バレーでもカテゴリによって求めるものが違うんだろうなと(v_v)

ついったーTLが歓喜に沸く中、一人もやもやする大会となりました。向こうには空気を読んで書き込まないようにしましたが。

男子グラチャンは5戦全敗の惨敗となりましたが、これを対岸の火事と思っていると、いずれとんでもないことになりそうな気がしますね。世界と同じことができていないという点では、女子も変わらないわけですから。

・・今後どうなるニッポンバレー。

2013.11.17(Sun) 全日本女子TOP
春高東京都予選
2013/11/16
春高東京都予選 in墨田区総合体育館。

第一代表⇒共栄
第二代表⇒八実
開催地代表⇒成徳

20131116_2

文京学院、まさかの予選敗退。

*****
誰かこの結果を予想していた人がいるでしょうか。いくら一発勝負に波乱は付き物とはいえ。

文京は今年2月の東京都新人戦優勝に始まり、6月の都大会でも優勝、世界ユースでは柳田&田原という主力が派遣され活躍し、同時期開催の福岡インターハイではその2人を欠きながら見事なバレーを見せ堂々の3位入賞。

このチームにこんなことがあっていいのでしょうか。
神様も残酷過ぎる・・

*****
管理人自身、春高本戦でも文京は優勝候補だと信じて疑っていませんでした。春高でどれだけ見事なバレーを、どれだけ熱い勝負を見せてくれるだろうと、本当に楽しみにしていました。

総体での文京は、スパイカーが全員1stテンポで攻撃参加するという、全日本や実業団よりも進んだバレーを志向しているように見えました。ブラジル男子のような1stテンポのシンクロチャージを日本の高校女子で初めて完成させるとしたらこのチームなんだろうなと期待していたのです。

チームカラー的にも、非常に好感の持てるチームだったなと。
今回受けたショックの大きさから、自分でも気づかないうちに随分このチームに感情移入していたんだなと改めて気付かされました。

*****
次頑張れ!という陳腐な慰めの言葉を掛けてあげられないのがつらいですね。
3年生たちに「次」はなかった。

かと言って、2年生以下に「来年頑張れ」と声を掛けることもしたくない。
今年も充分頑張っていましたよね。自分はそれをずっと見ていたから。

***** 
きっと本人たちも今はつらいでしょうけど、間違っても自信を失わないでほしいですね。出場さえすれば充分全国優勝が狙えるチームだったということ、そして予選で敗退したのも決して実力不足ゆえでなかったということは、今年の高校バレーをきちんと見てきた人なら誰もが分かっていること。

今はゆっくり休んでほしいなと。
積み上げてきた努力は、絶対に無駄にはなりませんから。

20131116_3
ありがとう文京。
そしてお疲れ様でした。

(写真は総体四強決定直後)

2013.11.16(Sat) 高校女子TOP

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